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ハンモック、精度99.999%をうたうクラウド型データ入力サービス「WOZE+」、OCR結果を目視で修正

2023年1月27日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ハンモックは2023年1月26日、クラウド型データ入力サービス「WOZE」の上位版「WOZE+(ウォーゼプラス)」を提供開始した。紙の帳票をスキャンしてアップロードすると、AI-OCRと目視チェックを経てデータ化するサービスで、活字を読み取った場合のデータ信頼精度を高めた上位版を追加した。WOZEの精度99.97%に対してWOZE+は99.999%をうたう。

 ハンモックの「WOZE」は、紙の帳票をスキャンしてアップロードすると、帳票の内容をCSV(カンマ区切り形式)のテキストデータとして出力するクラウドサービスである(図1関連記事OCRと人力による帳票データ入力サービス「WOZE」、自社の目視のみでのデータ化を選択可能に)。

図1:データ入力サービス「WOZE」の概要(出典:ハンモック)
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 2種類のAI-OCR(光学文字認識)を使ってテキストに変換する。このうえで、在宅ワーカーが目視でチェックし、必要に応じて手動で修正する。OCRによる書類の「データ化」と、人による「確認・修正作業」がセットになっていることから、精度の高いテキストデータが得られる。

 今回、WOZEのラインアップを拡充し、読み取りデータの信頼精度を高めた上位版「WOZE+」を追加し、2ラインアップ体制とした。WOZEの精度99.97%(6万3500項目の活字画像を対象にハンモックがテストをした結果)に対して、WOZE+は99.999%に高めた。

 「OCRで読み取った文字の目視確認に時間がかかっている。AI-OCRを導入しても、人力による全件目検業務が残存するため、業務効率化の範囲が限定的になってしまう」(ハンモック)ことから、AI-OCRと目視チェックを合わせて提供している。

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