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ダンミカ、指定したファイルのウイルス感染状況を検査する「malcheck」、ClamAVエンジンを利用

2023年2月1日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インターネットサービスのスタートアップであるダンミカ(本社:神奈川県横浜市)は2023年1月31日、ウイルスチェックAPI「malcheck」をリリースしたと発表した。ユーザーが開発した任意のアプリケーションからWeb APIを介して、指定したファイルがウイルスに感染しているかどうかをチェック可能である。ファイルのURLまたは実体を送信すると、ウイルス対策エンジン「Clam AntiVirus(ClamAV)」を用いスキャン結果が同期/非同期で得られる。100クリエストまでは無料、100リクエストを超えた場合は有料で、価格は要問い合わせ。

 ダンミカの「malcheck」は、ファイルがウイルスに感染しているかどうかを調べるためのWeb APIサービスである。ユーザーが開発した任意のアプリケーションからWeb APIを介して、指定したファイルがウイルスに感染しているかどうかをチェック可能である。これまで実装コストが高かったファイルのウイルスチェックを、APIの呼び出しだけで手軽に行えるようになる(図1)。

図1:ウイルスチェックAPI「malcheck」の概要(出典:ダンミカ)
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 APIのリクエスト時に、ファイルのURLを指定、またはファイルの実体を送信する。APIサービス側では、受け取ったファイルを、ユーザー専用のコンテナ上でウイルス対策エンジン「Clam AntiVirus(ClamAV)」を用いてスキャンする。スキャン結果は、リクエストのレスポンスとして同期的に受け取るやり方と、後から非同期で受け取るやり方を選べる(画面1)。

画面1:Web APIの呼び出しをRubyで実装したサンプル(出典:ダンミカ)
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 100リクエストまでは無料で利用可能(クレジットカードの登録も不要)。malcheckのサイトで会員登録し、ユーザー専用のトークンを取得する。取得したトークンとウイルスチェック対象ファイルの情報を使ってmalcheckのAPIにリクエストを投げる。APIを使うアプリケーション側では、ウイルスチェックの結果に応じてファイルの扱いを決められる。

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