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TIS、B2B事業開発コンサルティングを提供、短期間で企画から事業化まで支援

2023年2月20日(月)IT Leaders編集部

TISは2023年2月17日、コンサルティングサービス「BtoB新規事業開発支援サービス」を発表した。同社が顧客企業の新規事業開発支援で培ったノウハウを基に、B2B事業のコンセプト検討から事業計画書の策定まで短期間/トータルで支援する。

 TISの「BtoB新規事業開発支援サービス」は、中堅・大企業のB2B事業開発担当者および企画職向けに、新規事業の企画から事業化までを支援するコンサルティングサービスである。新規事業におけるコンセプトの検討から事業計画書の策定まで、ユーザーが希望するフェーズを支援する(図1)。

図1:BtoB新規事業開発支援サービスでの事業開発支援のイメージ(出典:TIS)
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 例えば、「新規事業の企画担当を任されたが、何から手をつけてよいのか分からない」ケースに対しては、コンサルタントが事業のアイデア出しから支援する。また、「手探りで新規事業を進めてきたが、PoC(概念実証)がうまくいかない」ケースに対しては、課題の洗い出しからPoC、新規事業のブラッシュアップまでを支援する。

 新規事業を立ち上げた実績のあるTISのメンバーがプロジェクトの1メンバーとして伴走型で支援する。ユーザー企業の社内文化や特性も加味しながら、フィジビリティ(実現・実行可能性)の高いコンセプトや事業計画書の策定をサポートするという。

 BtoB新規事業開発支援サービスの特徴・メリットとして以下を挙げている。

  • 顧客企業の状況に合わせて調査対象を絞り込む。環境をスピーディに分析し、コストを抑制する
  • 既存事業部への配慮など、企業ごとの内部事情も踏まえた事業検討を支援する
  • 事業アイデアを既存事業との親和性が高いテーマに絞り込んで稟議の成功確率を高める。フィジビリティが高い事業計画の策定を支援する
  • 事業企画/立ち上げの実績があるメンバーが、実行性の高い計画の策定と実行を支援する

 サービス提供の背景をTISは次のように説明している。「2020年代から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行や自然災害、急速なIT技術の発展により、先行きが不透明で、将来の予測が困難になっている。企業は新たな収益基盤を獲得するため、新規事業に取り組む必要がある」。

 「新規事業を開発する場合、既存事業との競合の問題や、業務提携の関係で進出できない事業の存在といった特有の制約が出てくる。そのため、自由な発想だけでは稟議が通らない、あるいは既存の事業部が協力してくれないといった障壁に直面する。実行時にも、時間やコストなどが阻害要因となって事業化に結び付かないことが多い」(TIS)

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