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テラスカイ、勤怠管理クラウド新版「mitoco Work 勤怠 V2.0」、残業時間の超過状況などを一目で把握

2023年4月3日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

テラスカイは2023年3月27日、勤怠管理クラウドサービス「mitoco Work 勤怠」をV2.0にバージョンアップした。Salesforceで動作するクラウド型グループウェア「mitoco」の追加アプリケーションである。新版では、時間外労働時間の超過状況を確認する画面や、有給休暇の取得状況の確認画面など、社員の労務管理に役立つ機能を新たに追加した。このほか、勤怠データのインポート/エクスポート機能も追加した。

 テラスカイの「mitoco Work 勤怠」は、勤怠管理クラウドサービスである。Salesforceで動作するクラウド型グループウェア「mitoco」の追加アプリケーション群「mitoco work」の1つとして提供する。利用にあたっては、別途mitocoのライセンスが必要になる(関連記事テラスカイ、勤怠管理クラウド「mitoco Work 勤怠」を提供、グループウェアのmitocoと連携)。

 mitoco Workの基盤となるmitocoは、クラウド型グループウェアとして、カレンダー、承認ワークフロー、掲示板、トーク(チャット)、ToDo(タスク管理)、文書管理(ファイル共有)、アドレス帳、顧客管理などの機能を備えている(関連記事グループウェア「mitoco」新版、ワークフロー承認時の内容確認がチャットで可能に)。

 mitoco Work 勤怠は、標準的な勤怠管理機能を提供する。オフィスや自宅などの場所を選ぶことなく、ログイン時に出社の打刻が可能になる。mitocoのスケジュール機能や在籍管理機能との連携で、チームメンバーの勤務場所と勤務状況をリアルタイムに把握できるようになる。社員は、日々の残業時間や休日出勤日数などを一覧して自身の勤怠状況を確認しながら、各種の申請を行える。

 新版のV2.0では、社員の労務管理に役立つ機能として、36協定で定める時間外労働時間の超過状況や、年次有給休暇における年5日の取得義務の消化状況など、勤怠管理をする上で重要な情報が一目で分かるようになった(画面1)。上長が部下の勤怠を確認するケースや、労務管理担当が全社員の状況を確認したいケースなどで活用可能である。

画面1:時間外労働時間の超過状況や、有給休暇の取得義務の消化状況など、勤怠管理をする上で重要な情報が一目で分かるようになった(出典:テラスカイ)
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 なお、今回のバージョンから、確定してロックされた勤怠実績についても、集計ルールや休暇、勤怠申請項目などの詳細情報を確認できるようにした。以前のバージョンでは、月次確定が一度でも行われた勤怠実績については、ロックされて詳細が確認できない状態になっていた。

 新版ではまた、新しい勤怠種別として、フレックス勤務に対応した。月度ごとの所定労働時間数を設定可能であり、より柔軟な勤怠管理が行えるようになった。このほかの機能として、上長が部下の勤怠データを確認する際に、直属の部下だけでなく、所属組織配下のすべての部下の情報までドリルダウンして表示できるようになった。

 管理者向けの機能では、打刻の情報や休暇、遅刻早退、欠勤などの月度ごとの勤怠情報を、CSV(カンマ区切り形式)データでインポートできるようになった。また、1日1行の勤怠情報の日次データをCSVデータで出力できるようになった。

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テラスカイ / 勤怠管理 / Salesforce / mitoco / SaaS

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