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レジャー施設運営のマルハンが人事システムを一元化、システム間の情報連携が不要に

2023年6月22日(木)IT Leaders編集部

レジャー施設を運営するマルハン(本社:東京都千代田区)は、人事情報管理や給与・勤怠管理などの人事業務システムを一元化して統合し、SaaSに移行した。統合先はWorks Human Intelligence(WHI)の人事アプリケーション「COMPANY」で、人事業務の負荷やシステム運用の負荷を軽減している。WHIが2023年6月21日に発表した。

 パチンコホール「マルハン」やボウリング場、アミューズメント、映画館を運営するマルハンは、人事情報管理や給与・勤怠管理などの人事業務システムをWorks Human Intelligence(WHI)の「COMPANYシリーズ」に一元化して統合し、SaaSに移行した。これにより、人事業務の負荷やシステム運用の負荷を軽減させた。

 同社は、勤務地や時間、雇用形態が異なる約1万人の従業員を抱え、多種多様な働き方を推進している。従来は、人事情報や給与・勤怠の管理など、業務ごとにシステムが異なっており、情報連携やシステム保守工数が多く発生していた。また、店舗勤務従業員の労務管理は一部紙で運用しており、運用方法の改善と効率化が喫緊の課題になっていたという。

 具体的には、2006年から運用する人事・給与システム「COMPANY 人事・給与」のほかに、勤怠やワークフロー、タレントマネジメントなどの人事関連システムがあり、従業員の情報が各所に散在している状況だった。情報の取得やメンテナンスに時間とコストがかかることから、人事システムをCOMPANYシリーズで統合した。

 新たに、勤怠管理システム「COMPANY 就労・プロジェクト管理」と、各種申請を行う「COMPANY Web Service」を導入した。いずれもSaaS版である。加えて、従業員が私用のスマートフォンなどから勤怠や各種申請ができるよう、「就労モバイル勤怠」、「CWSスマートデバイスオプション」を導入した。オンプレミスで運用していた「COMPANY 人事・給与」もSaaSに移行した。

 システムを一元化した効果として、システム間で従業員の情報を連携させる手間がなくなった。また、従業員の最新情報をリアルタイムに活用できるようになった。人事業務フローも改善し、申請から従業員情報の蓄積までをシステム化した。これまでは、店舗勤務の従業員の勤怠や各種申請は紙で運用しており、従業員が申請した情報を担当者がスキャンし、システムに入力していた。

 COMPANYは、法制度改正などへの対応を、標準機能として定額保守料の範囲内で提供している。マルハンは、雇用や勤務形態など、従業員の多様な働き方を推進しており、法改正や社内制度の改定といった変更に迅速に対応するシステムを求めており、こうした需要にCOMPANYが合致していると評価している。

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