日本テラデータは2024年2月5日、ITコンサルティングサービス「AI/MLイノベーションサービス」の提供を開始したと発表した。生成AIやマシンラーニングなどを活用したデータ分析を支援する。ビジネス課題の選定、課題解決に必要となるデータ、分析技術、現状のテクノロジースタックの洗い出し、アーキテクチャの策定と導入ロードマップ、費用対効果の概算算出などを10週間で実施する。
日本テラデータの「AI/MLイノベーションサービス」は、生成AIなどAI/マシンラーニング(機械学習)を活用したデータ分析に特化したコンサルティングサービスである。コンサルタント、ITアーキテクト、データサイエンティストなど、データ活用の上流から下流まで各領域の専門家で構成するチームがユーザーのデータ分析プロジェクトを包括的に支援する。
ビジネス課題の選定や分析対象データのリストアップから、ロードマップ策定、費用対効果の概算算出まで、プロジェクトの立ち上げに必要な要素を10週間で実施する。以下はコンサルティングで提供する主な内容である。
- データで解決すべき課題と抽出
- 課題解決に必要なデータと分析手法のリストアップ
- AI/マシンラーニングの最適な活用方法と業務効率化のポイントの提案
- 現行システムアーキテクチャの可視化と課題解決に必要な将来アーキテクチャの策定
- 複数ある課題の因果関係と解決の優先順位の検討、ロードマップの策定
- 費用対効果を算出し、高いROIを実現するAIプロジェクト化の提案
特徴は費用対効果の概算提示で、ユーザーはデータ分析プロジェクトのロードマップと優先順位をROIベースで検討・判断できる。ビジネス課題の選定では、ユーザー固有のビジネス戦略、財務、業務プロセスなどを重視しつつ、テラデータのデータ活用事例やユースケースを参照。そのうえで、クラウド型データ分析プラットフォーム「Teradata VantageCloud」を用いたシステムを設計・提案する。
同社は、欧米企業がビジネスの付加価値や新規事業の創出を目的にデータ分析に取り組む一方、日本企業の主な目的は業務効率化やコスト削減であることを指摘。「今後は、日本でもビジネスへの付加価値や新規事業の創出をデータ分析の目的とする傾向が高まる」(同社)として同コンサルティングを提供する。
Teradata / VantageCloud / ITコンサルティング / 生成AI / アナリティクス
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