日鉄ソリューションズ(NSSOL)は2024年6月10日、小売業界向けオムニチャネル販売管理クラウドサービス「Microsoft Dynamics 365 Commerce」を販売すると発表した。小売業におけるデータ活用を促し、店舗運営の適正化、購買体験の向上、購買意欲の向上などを図る。
日鉄ソリューションズ(NSSOL)が販売を開始する「Microsoft Dynamics 365 Commerce」(画面1)は、日本マイクロソフトが開発・提供する、小売業界向けのオムニチャネル販売管理クラウドサービスである。小売業におけるデータ活用を促し、店舗運営の適正化、購買体験の向上、購買意欲の向上などを図る。
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クラウドERPの「Microsoft Dynamics 365」との連携により、ECやPOSなどのシステムなどを含めたマルチ/オムニチャネルの商取引をエンドツーエンドで一元管理できるとしている。
「小売業界では、消費者の嗜好や行動様式の多様化を背景に、顧客との接点となるチャネルをオンライン/オフライン共に拡大している。顧客接点が増えることで、扱うデータの種類・量も増大している」(NSSOL)。これらのデータが複数のシステムに分散して業務オペレーションが複雑化する中、サプライチェーンの上流から最終消費者までの販売管理データを一元管理可能なシステムが求められているという。