RIZAPグループ(本社:東京都新宿区)は2024年6月17日、社内業務を効率化するため、生成AIサービス「Amazon Bedrock」と検索サービス「Amazon Kendra」を使って社内用マニュアル検索システムを構築したと発表した。システムは同年6月から稼働している。
健康/ダイエット食品の製造・販売、スポーツクラブ経営などを行うRIZAPグループは、グループ企業の社員に向けて、必要な手順書やマニュアルにすぐたどり着けるようにするための検索システムを開発した。生成AIを用いて、チャットボットを介して自然言語で検索する。システムは2024年6月から稼働している(図1)。
図1:マニュアル検索システムの画面イメージと概要(出典:RIZAPグループ)
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システム要素として、生成AIサービス「Amazon Bedrock」と、検索エンジンサービス「Amazon Kendra」を使っている。社内用マニュアルを検索して得た情報をもとに、必要な回答を出力する。
RIZAPグループのシステム子会社、RIZAPテクノロジーズは、ITシステムの内製化を推進している。今回の検索システムも、アマゾン ウェブ サービス ジャパンの支援プログラムの下で内製し、1カ月半ほどで導入した。