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AI人材育成を基礎から活用までワンストップで支援する研修プログラム─キラメックスとネオス

2024年6月18日(火)IT Leaders編集部

キラメックスとネオスは2024年6月17日、AI人材育成を基礎から活用までワンストップで支援する研修プログラムの提供で協業したと発表した。ネオスのAIサービス「AIdea Suite」、キラメックスのオンラインプログラミングスクール「テックアカデミー」、キラメックスとLINEヤフーの非エンジニア向け教育サービス「AI活用アカデミア」の3つで構成する。

 ITエンジニア向け教育プログラム「テックアカデミー」を運営するキラメックスとSIベンダーのネオスは、AI人材育成を基礎から活用までワンストップで支援する研修プログラムを共同で提供する。

 ネオスのAIサービス「AIdea Suite(アイデアスウィート)」、キラメックスのテックアカデミー、キラメックスとLINEヤフーの非エンジニア向け教育サービス「AI活用アカデミア」の3つで構成する(図1)。

図1:AI人材育成を基礎から活用までワンストップで支援する研修プログラムの構成。AI活用における3つのフェーズごとにプログラムを用意する(出典:キラメックス、ネオス)
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 キラメックスは、個人や企業向けに生成AIの基礎や業務活用法が学べるコースを提供している。ネオスは、自治体向けにGPTモデル活用環境を構築/カスタマイズする「AIdea Suite」を提供している。今回、企業のAI人材育成強化を目的に提携し、企業のAI人材育成をワンストップで支援する研修プログラムの提供に至った。以下のように、AI活用の3フェーズごとに研修プログラムを用意する。

フェーズ1:AIの基礎を理解するための「AI活用アカデミア」

 LINEヤフーの企業内大学「LINEヤフーアカデミア」がグループ企業内に展開する、エンジニア以外の職種を対象にしたAI人材育成コース。「AI基礎知識・最新技術紹介」「生成AI活用・実践」「AIプロジェクト推進」など、基礎知識からワークショップまで計7回の講座を行う。

 「通常版」では、受講者はLINEヤフーや他社の社員と共に講座に参加し、全7回の講座を約4カ月間学習する。複数社が同じグループになって、各種課題のディスカッションや学びの共有を行うことで、自社内だけでは得られなかった新たな視点や気づきの発見が可能だとしている。一方、「短縮版」は、全7回の講座を約1カ月で受講する。

フェーズ2:実務でAIを活用するための「実践プロンプトエンジニアリング研修」

 言語モデルと、生成AIから望ましい出力を得るための指示を最適化する「プロンプトエンジニアリング」の基礎を学ぶ。実務でChatGPTなどの生成AIを活用するスキルを身につけられる。講義内容は、キラメックスの教育コース「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」を基にしている。学習中は、生成AIを専門とするメンターに質問できる環境も用意する。

フェーズ3:AI人材拡充のための「コーチングデスク」

 専門のメンターがAIdea Suiteの活用を支援する。社内に知見がなくても、メンターがコーチングしながら伴走支援することで、短期間でAIの導入から活用までを社員が主体となり推進していける状態に導くとしている。

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教育プログラム / 生成AI / ITエンジニア / 人材育成 / 協業・提携 / LINEヤフー

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