[新製品・サービス]
DB操作ツールにMySQL版「SI Object Browser for MySQL」を追加─システムインテグレータ
2024年7月17日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
システムインテグレータは2024年7月17日、データベース操作/開発支援ツール「SI Object Browser for MySQL」を発表した。同年9月3日から提供する。これまで各種データベース向けに提供してきたが、今回初めてMySQL向けの製品を用意した。
システムインテグレータの「SI Object Browser」は、GUIでデータベースの作成や操作を行えるデータベース操作/開発支援ツールである(関連記事:DB操作ツール新版「SI Object Browser for Oracle 24」、生成AIでSQLを生成可能に)。
RDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)に接続して、テーブルなどの各種オブジェクトの作成/編集、DBMS側で動作する業務ロジック(ストアドプロシージャ)の作成、SQLの実行などの作業が可能。テストデータを自動で生成する機能や、テーブル定義書などの各種ドキュメントを出力する機能なども備える。
接続するRDBMSに応じて、各製品を用意している。Oracle Database向け、SQL Server向け、HiRDB(日立製作所)向け、PostgreSQL向けなどである。今回初めて、MySQL向けの「SI Object Browser for MySQL」を用意した。MySQLのほか、「HeatWave MySQL」などMySQL互換のデータベースを管理可能である。
SI Object Browserは、1997年の販売開始以来、日本国内で2万1000社、50万超のライセンス導入実績(2024年6月末日時点)がある。同社はMySQL版のリリースによって利用範囲が拡大すると見込んでおり、SI Object Browserシリーズ全体で2024年から3年間で約25億円の販売を見込んでいる。