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TISとマイクロメイツ、eラーニング「アジャイル開発入門」を提供、アジャイルやスクラムの概念を習得
2024年12月10日(火)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)
TISとマイクロメイツは2024年12月10日、eラーニングコンテンツ「アジャイル開発入門」を提供開始した。アジャイルやスクラムの概念を学ぶコンテンツで、ナレーション付きテキスト全55ページと確認テスト全10問で構成する。マイクロメイツのeラーニングサービス「楽々てすと君」で提供する。料金(税別)はアカウント数50以下、同時接続数50で1カ月15万円。
TISインテックグループのTISとマイクロメイツの「アジャイル開発入門」は、アジャイルやスクラムの概念を学ぶeラーニングコンテンツである。ナレーション付きテキスト全55ページと確認テスト全10問で構成する。想定学習時間は60分である(図1)。
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TISがコンテンツを監修し、マイクロメイツがコンテンツを制作・提供する。ユーザーは、マイクロメイツのeラーニングサービス「楽々てすと君」にWebブラウザでログインして受講する。料金(税別)は、アカウント数50以下、同時接続数50で1カ月15万円、2カ月30万円、3カ月45万円である。
アジャイル(Agile)はソフトウェア開発手法の1つ。短い期間で繰り返し開発・リリースを行い、ユーザーからのフィードバックを迅速かつ頻繁に取り入れる。スクラム(Scrum)はアジャイル開発のフレームワークで、ラグビーのスクラムのようにチーム一丸となって開発を進めるさまに由来する(関連記事:[連載]本当にアジャイルになるための処方箋)。
コンテンツは、アジャイル開発とは何か、ウォーターフォール開発との違いと構成要素、スクラムの定義、用語の把握など。個人のペースに合わせてナレーション付きテキストで学習する。10問の確認テストで学習内容の定着を支援する。コンテンツと確認テストは利用期間中いつでも繰り返して利用できる。
「ソフトウェア開発において、迅速なフィードバックと柔軟な対応を重視するアジャイル手法の需要が高まっている。アジャイルを効果的に実践するためには、チーム全体が原則と実践方法を理解し、適切に運用することが不可欠。利用者にとって価値のあるものを、迅速かつ変化に柔軟に対応しながら継続的に提供していく」(TIS、マイクロメイツ)