[事例ニュース]

2025年1月9日(木)IT Leaders編集部

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　埼玉県越谷・川越エリアの飲食店、ホテル、雑貨店など20店舗（表1）は、生体認証による決済サービスを2025年1月15日に開始する。カードやスマートフォンを用いることなく、手ぶらでショッピングや食事の決済ができるようになる（写真1）。

写真1：越谷・川越エリアの商店街の飲食店で、手ぶらで決済する様子（イメージ）（出典：日立製作所、東武鉄道）
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　日立製作所と東武鉄道が共同で展開している生体認証サービス「SAKULaLa（サクララ）」を利用する。同サービスは、公開型生体認証基盤（PBI）と「日立指静脈認証装置C-1」「IoT決済プラットフォームサービス」で構成されている（関連記事：日立、手ぶら決済を可能にする「生体認証統合基盤サービス」、生体情報からPKIの秘密鍵をつど生成）。

　2024年4月に東武ストア3店舗でスタートし、すでに6店舗（越谷店、みずほ台店、新河岸店、おけがわマイン店、前野町店、竹ノ塚店）に導入済み。今回、東武鉄道の沿線である埼玉県越谷・川越エリアの商店会と連携し、利用できる店舗を拡大した。

　今後、全国に利用可能エリアを拡大する予定。2024年度中に東京スカイツリーのオフィシャルショップに、2025年度に上新電機および東武東上線の座席指定制列車「TJライナー」に、2026年度にはファミリーマートに導入する。