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容易な操作で業務プロセスのボトルネックを検出する「Optpath」─ジャパンプロセスマイニングテクノロジー
2025年1月17日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
ジャパンプロセスマイニングテクノロジー(JPMT)は2025年1月17日、プロセスマイニングツール「Optpath」を提供開始した。グラフでプロセスを視覚化するペトリネットから業務プロセスを分析するのではなく、あらかじめ与えられている指標を見て直感的にプロセス上の問題を発見できる。「データ分析の専門知識がなくても業務プロセスのボトルネックを簡単に発見できる」という。
ジャパンプロセスマイニングテクノロジー(JPMT)の「Optpath」(画面1)は、分かりやすさと使い勝手に注力したプロセスマイニングツールである。
業務プロセスの実際の流れを把握したうえで、非効率・要改善の部分を発見して提示する。「業務の中でどの作業に時間を取られているのか」「どこで手戻りが多発しているのか」などを可視化できる。「データ分析の専門知識がなくても、業務プロセスのボトルネックを簡単に発見できる」ことをアピールしている。
画面1:「手戻りが発生している箇所」を見える化した様子(出典:ジャパンプロセスマイニングテクノロジー)拡大画像表示
業務プロセスの可視化・分析に用いる基本的な手法に、プロセスの状態をグラフで詳細に視覚化する数理モデル「ペトリネット(Petri net)」がある。しかし、「この手法では示されるプロセスが複雑すぎて、プロセスサイエンス/データ分析の専門知識を持たない業務担当者が使いこなすのは難しい」(JPMT)という問題がある(図1)。
図1:図式化した業務プロセスのイメージ(出典:ジャパンプロセスマイニングテクノロジー)拡大画像表示
そこで、Optpathでは、プロセス分析の知識がなくても、ツールに備わる「指標」を見るだけで、だれでも問題を発見できるようにしている。業務知識さえあれば、事前のトレーニングを必要とせず直感的に操作できるような機能デザイン/UIを心がけたという。
設定済みの指標にとどまらず、自社の業務環境に応じてプロセスをより詳しく分析したい場合はノーコードで実装することができる。自分専用のデータをノーコードで作り、特定の指標を計算して属性ごとにデータを比較するといった活用が可能。その際に作成したデータはエクスポートして他のツールでも活用できる。
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