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花王、グローバルで蓄積したSAP ERPデータから業務プロセスを可視化

プロセスモデリング/マイニング「SAP Signavio」を採用

2025年3月25日(火)IT Leaders編集部

花王(本社:東京都中央区)は、蓄積したERPのデータから現状の業務プロセスを可視化し、問題点の把握・改善に取り組んでいる。ビジネスプロセスモデリング/マイニングツール「SAP Signavio」を採用を決めた。SAPジャパンが2025年3月24日に発表した。

 日用品や化粧品のグローバルメーカーである花王は、国内、アジア、欧米などの海外拠点で「SAP ERP」をはじめとするSAPアプリケーション群を運用している。

 同社によると、ビジネス環境の変化が激しい中で、業務オペレーションの実態をグローバル全体で把握して業務の改善や、キャッシュコンバージョンサイクル(CCC)の最適化を図る必要に迫られていたという。

 そこで、これまで蓄積したERPのデータから現状の業務プロセスを可視化し、問題点を把握・改善する取り組みに着手。プロセスモデリング/マイニングツール「SAP Signavio」(画面1)を採用。現在、SAP Signavioを用いた業務分析サービスを活用し、CCCの改善に向けてグローバルの債権債務管理プロセスに関する分析などを行っている。

画面1:「SAP Signavio Process Manager」のプロセスモデリング機能画面例(出典:SAPジャパン)
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 同社は、これらの分析結果を受けて今後、業務プロセスの効率化とガバナンスの強化にグローバルで取り組み、CCCの改善を目指す。また、他領域に関しても継続的に分析・改善を行い、企業価値向上に向けた取り組みを実施していく。

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