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オラクル、Oracle Database@Azureを東日本リージョンで提供開始、1年以内に西日本でも提供

2025年2月14日(金)IT Leaders編集部

日本オラクルは2025年2月13日、データベースサービス「Oracle Database@Azure」をMicrosoft Azureの東日本リージョンで提供開始したと発表した。ユーザーはOracle ExadataのデータベースサーバーをAzure上で利用できる。現在の提供リージョンは、オーストラリア東部、ブラジル南部、カナダ中部、米国中部、米国東部、フランス中部、ドイツ中西部、イタリア北部、東日本、英国南部、英国西部、米国西部の12リージョンになった。

 日本オラクルの「Oracle Database@Azure」は、Microsoft Azureのデータセンターで稼働するデータベースサーバー「Oracle Exadata」をクラウドサービスとして利用可能なサービスである。ユーザーはAzure Marketplaceを通じて契約し、BYOL(ライセンス持ち込み)も可能である(関連記事オラクルとマイクロソフト、「Oracle Database@Azure」を発表、AzureデータセンターでExadataを運用)。

 Azureのユーザーは、既存のクラウド運用スキルを活用し、Azure上で稼働する業務アプリケーションとアクセス先のOracle Databaseを単一のデータセンターで運用できる。運用管理面では、Exadataをベースとした付加機能として、運用管理やチューニングを自律実行する「Oracle Autonomous Databaseサービス」を用意している。

 今回、Oracle Database@Azureに、Azure東日本リージョンを追加した。オーストラリア東部、ブラジル南部、カナダ中部、米国中部、米国東部、フランス中部、ドイツ中西部、イタリア北部、東日本、英国南部、英国西部、米国西部の12リージョンが利用できる。

 今後12カ月間で、西日本を含め、さらにリージョンを拡大する。オーストラリア南東部、ブラジル南東部、カナダ東部、インド中部、米国東部2、フランス南部、西日本、ドイツ北部、米国北中部、欧州北部、東南アジア、米国中南部、インド南部、スペイン中部、スウェーデン中部、アラブ首長国連邦中部、アラブ首長国連邦北部、米国西部2、米国西部3への展開が予定されている。

 先行ユーザーとして、ベネッセグループがAzure東日本リージョンでOracle Database@Azureを採用。AzureのAIサービスを活用してコールセンター業務の顧客体験を向上させるPoC(概念実証)を実施している。

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