[事例ニュース]

三菱商事、20年以上運用した固定資産管理システムをリプレース

プロシップの「ProPlus 固定資産管理ソリューション」を導入

2025年3月18日(火)IT Leaders編集部

三菱商事(本社:東京都千代田区)は、20年以上運用してきた固定資産管理システムを刷新した。SAPをカスタマイズして構築した旧システムで、アドオンの保守コストが増加し、システムを構成する各製品のサポート終了が迫っていたことから、プロシップの「ProPlus 固定資産管理ソリューション」を導入してリプレースした。プロシップが2025年3月17日に発表した。

 三菱商事は、20年以上運用してきた固定資産管理システムが老朽化し、維持コストがかさむことから、アプリケーションパッケージを導入してシステムを刷新た。旧システムはSAPに独自のカスタマイズを行って構築したもので、アドオン部分のメンテナンス費用が増加していたのに加え、システムを構成する各製品のサポート終了が迫っていたことから、早急な刷新が求められていたという。

 同社の以前のIT環境は、自社の要件を反映した独自システムの開発・構築が主流だった。固定資産管理システムの刷新では、標準機能に業務を合わせるFit to Standardアプローチが主流になりつつあることを念頭に、極力、標準機能を活用する方針が定まったという。

 検討の結果、備わる機能が三菱商事の業務に十分対応できること、法改正対応のよさ、同社の基幹システムであるSAPとの連携実績が豊富であることを評価し、プロシップの「ProPlus 固定資産管理ソリューション」を採用した。

 ProPlusは、制度改正の多い固定資産分野に特化したアプリケーション。ERPから分離して固定資産管理システムを運用することで、システムの品質や機能の網羅性を高められるとしている。2024年12月に、新リース会計基準に対応したSaaS「ProPlus+」をリリースしている(図1関連記事プロシップ、新リース会計基準対応の資産管理SaaS「ProPlus+」を発表)。

図1:「ProPlus」による資産管理の全体図(出典:プロシップ)
拡大画像表示

 システム刷新を機に、標準機能に合わせて業務プロセスを見直し、全体の業務の効率化を追求した。これまで固定資産管理システムで計上していなかった資産も一元管理できるようになったという。償却資産税の申告業務においても、電子申告(eLTAX)に対応し、業務負荷の軽減を見込む。

関連キーワード

三菱商事 / 資産管理 / 商社 / プロシップ / 会計 / 新リース会計基準 / コンプライアンス / 法務

関連記事

トピックス

[Sponsored]

三菱商事、20年以上運用した固定資産管理システムをリプレース三菱商事(本社:東京都千代田区)は、20年以上運用してきた固定資産管理システムを刷新した。SAPをカスタマイズして構築した旧システムで、アドオンの保守コストが増加し、システムを構成する各製品のサポート終了が迫っていたことから、プロシップの「ProPlus 固定資産管理ソリューション」を導入してリプレースした。プロシップが2025年3月17日に発表した。

PAGE TOP