無停止型(FT)サーバーベンダーの日本ストラタステクノロジーは2025年4月21日、米国本社の事業ブランド統合を受けて、社名をペンギン・ソリューションズに4月23日付けで変更すると発表した。今後、FTサーバーおよびミドルウェアをストラタス(Stratus)ブランドで引き続き販売する。加えて、AIシステム用途のGPU搭載サーバーなどブランド統合先の米ペンギンソリューションズの製品を販売する。
無停止型(Fault Tolerant:FT)サーバーベンダーの日本ストラタステクノロジーは、米ストラタステクノロジー(Stratus Technologies)の事業ブランド統合を受けて、社名をペンギン・ソリューションズ(Penguin Solutions)に4月23日付けで変更する(図1)。

米ストラタステクノロジーは2022年に、米スマートグローバルホールディングス(SMART Global Holdings:SGH)によって買収され、SGHグループ企業となった。SGHは2024年に、米ペンギン・ソリューションズに社名を変更している。
日本ストラタステクノロジーは、1986年の設立以来、約40年にわたって、FTコンピューティング製品を国内で展開してきた。「Stratus ztC Endurance」「Stratus ftServer」「Stratus ztC Edge」を含む既存製品群は、Stratusブランドとして今後も継続して提供する(関連記事:無停止型サーバー新機種「Stratus ztC Endurance」、障害を予測して副系に処理を継承)。
加えて、AIシステム用途のGPU搭載サーバーなど、米ペンギン・ソリューションズの製品を国内で販売する。