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法人向けChatGPT「ChatSense」、AIエージェント機能「Deep Research」を追加

アナリストの調査に匹敵する詳細なレポートを生成

2025年5月7日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ナレッジセンスは2025年5月7日、法人向け生成AI/ChatGPTサービス「ChatSense」の新機能として、調査AIエージェント機能「Deep Research」(ベータ版)を一部ユーザーに向けて先行リリースした。ユーザーの代わりにWeb検索を繰り返し、レポートを作成する機能である。人間なら数時間かかる作業が十数分程度で完了するという。

 ナレッジセンスの「ChatSense」は、「ChatGPT」の利用環境を法人向けにチューニングした生成AIサービスである。プロンプトの社内共有、メンバーの一括管理など、組織での利用のための機能を備えている関連記事RAG対応ChatGPT「ChatSense」がSlackと連携、Slackのデータと同期してRAGを自動更新─ナレッジセンス)。

 新機能の「Deep Research」(ベータ版)は、Web検索による調査を代行するAIエージェント機能である。「現状、ユーザーはWeb検索に多くの時間を費やしており、AIが自律的にWeb調査レポートを作成する機能を求めている」(同社)ことから同機能を開発した。

 エージェントに調査を依頼すると、100件以上のWeb上のソースを数分~数十分かけて調査し、レポートを作成する。「アナリストの調査に匹敵する詳細なレポートを生成する。人間なら数時間かかる作業が十数分程度で完了する」(ナレッジセンス)としている。

 画面1は、調査AIエージェントの利用例である。ここでは「日本の高齢化社会」についてWeb上の資料を検索して調査し、結果をレポートにまとめる作業を依頼している。

画面1:調査AIエージェント機能「Deep Research」で「日本の高齢化社会」の調査レポートの作成を依頼している画面(出典:ナレッジセンス)
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