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Workday、外部システム横断でワークフローを自動実行するAIエージェント「Sana Enterprise」

2026年4月22日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

人事・財務向けアプリケーションを手がけるワークデイは2026年4月21日、会見を開き、同社が3月に提供を開始したAIエージェント製品群「Sana from Workday」について説明した。米Workdayが2025年11月に買収したスウェーデンSana Labsの技術を製品化したものである。中核となる「Sana Enterprise」は、GmailやSlackなどの外部アプリケーションとWorkdayを接続し、人事・財務のワークフローを自然言語の指示だけで複数システムにまたがって自動実行する。

 米Workdayの日本法人であるワークデイが提供する「Sana from Workday」は、人事・財務向けアプリケーションのWorkdayと連携するAIエージェント製品群である。米Workdayが2025年11月に買収したスウェーデンのAI企業であるSana Labsの技術を利用している。

 中核となる「Sana Enterprise」は、GmailやSalesforceなどの外部アプリケーションとWorkdayを接続し、人事・財務のワークフローを自然言語の指示だけで複数システムにまたがって自動実行する(図1)。チャット画面から対話型でリアルタイムに指示を出せるほか、定型処理をワークフローとして設計してバックグラウンドで自動実行できる。

図1:人事・財務のワークフローを複数システムにまたがって自動実行するAIエージェント「Sana Enterprise」の概要(出典:ワークデイ)
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 このほか、Workday本体に組み込んだ対話型の生成AIインタフェース「Sana for Workday」や、申請、承認、データ照会といった人事・財務の定型業務を代行する「Sanaセルフサービスエージェント」も用意している。

 Sana from WorkdayのAIエージェントは、検索、実行、生成、自動化の4つの機能を備える(図2)。

図2:Sana from WorkdayのAIエージェントが備える4つの機能(出典:ワークデイ)
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  • 検索:社内データやWorkdayのデータに基づき、出典付きで回答する。「有給休暇日数はどれだけ残っているか」や「A社の現在の契約金額がいくらか」といった質問に回答する
  • 実行:連携したシステムを横断してデータの更新などを実行する。「住所を更新して、さらにそれが税務書類や福利厚生にどのように影響するかを教えてほしい」や「A社の契約金額を43万1000ドルに更新してほしい」といった依頼に応える
  • 生成:ダッシュボードやレポートを作成する。「Workday Recruitingのデータをもとに、候補者のパイプラインの進捗や面接フィードバックを可視化したダッシュボードを作成してほしい」といった依頼に応える
  • 自動化:複数ステップのワークフローをノーコードで設定し、エージェントがバックグラウンドで業務を実行できるようにする。「毎月末、メール受信箱の領収書をスキャンし、社内ポリシーと照合したうえで経費精算レポートを生成し、提出前に本人宛に承認用レポートを送信するワークフローを設定してほしい」といった依頼が可能
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