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GRIFFY、クラウドカメラと生成AIで建設現場を監視するシステムをレンタル提供

2026年6月10日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

GRIFFYは2026年6月9日、建設業界に向けて「生成AI現場監視システム」のレンタル提供を2026年7月1日に始めると発表した。ソラコムが提供するクラウド型カメラサービス「ソラカメ」とIoT自動運用サービス「SORACOM Flux」を使う。「ヘルメットを着用しているか」「メーターの針は適正範囲か」といった監視・判定を生成AIで自動化する。

 GRIFFYがレンタル提供する「生成AI現場監視システム」は、建設現場の監視を生成AIで自動化するシステムである(図1)。「ヘルメットを着用しているか」「メーターの針は適正範囲か」といった監視・判定を、自然言語の指示だけで行える。判定結果に応じて、パトランプなど外部機器との連動やメール通知も可能である。

図1:「生成AI現場監視システム」の概要(出典:GRIFFY)
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 ソラコムが提供するクラウド型カメラサービス「ソラカメ」とIoT自動運用サービス「SORACOM Flux」を使っている。LTE通信環境と電源があれば、屋外でも利用を始められる。カメラはフルHD解像度で広角120度。防水・防塵性能はIP65相当。動作温度範囲は摂氏-20~55度である。カメラ位置の選定やプロンプト設定はGRIFFYのスタッフが支援する。

 背景には、建設業界において安全管理やインフラ監視の省人化が急務となっている事情がある。しかし、従来のAIカメラは用途ごとに学習データの準備や個別チューニングが必要だった。高額な学習コストや長い実装期間を要するほか、現場ごとのニーズに応えることが難しかった。

 GRIFFYはこれまで、ソラコムのクラウドサービスを使い、下記の利用シーンで実証実験を進めてきた(図2)。今回、実証実験の成果や知見を踏まえ、商用サービスとしてレンタル提供を始める。

  • 安全管理:装備品(ヘルメット、フルハーネスなど)の未着用検知
  • 資材管理:在庫量の概算数量判定・推移記録
  • 車両管理:駐車スペースの満空判定、トンネル入坑車両の長さ計測
  • インフラ点検:アナログメーターの読み取り、積雪・降灰の監視
図2:「生成AI現場監視システム」の主な利用シーン(出典:GRIFFY)
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