エクサは2026年6月15日、SAP製品に関して、従来の導入・コンサルティングに加え、新たにライセンス販売を開始すると発表した。ライセンスの調達からシステム構築、導入後の運用・活用支援までをワンストップで提供し、中堅製造業におけるSAP S/4HANA Cloud導入を支援する。
SIベンダーのエクサは、中堅製造業のSAP S/4HANA Cloud導入を支援することを主目的に、SAP製品のライセンス販売を始める。従来の導入・コンサルティングにライセンス販売を加えることで、ライセンスの調達からシステム構築、導入後の運用・活用支援までをワンストップで支援する。
ERP構築プロジェクトは従来、要件定義や個別開発、システム移行に時間とコストがかかり、導入期間が2~3年に及ぶケースも少なくない。また、製造業においては、経営と現場のデータをリアルタイムにつないで意思決定に活用する仕組みが求められている。
エクサは2025年以降、製造業を中心にSAP製品の導入を支援してきた。ユーザーからの「基幹システムを刷新するだけでなく、データやAIを活用したい」という声と「企画から導入、運用まで一貫して支援してほしい」という声に応えるため、ライセンス販売を含む支援体制へと取り組みを広げた。
こうした支援の中で、同社は独自テンプレートと適合性診断サービスも開発・提供してきた。これらをライセンス販売と組み合わせて活用できる。
独自テンプレートは、SAP Cloud ERPの標準機能をベースに、日本のモノづくり企業に求められる業務プロセスや、導入検討時に必要となる構成要素をあらかじめ体系化している。検討初期の段階から導入後の業務プロセスやシステム活用イメージを具体的に把握できるため、要件定義の長期化や検討の手戻りを抑制できるとエクサは説明する。
適合性診断サービスは、独自テンプレートを用い、ユーザーの現行業務とSAP標準機能との適合性を短期間で診断する。SAP標準機能とのフィット度を早期に可視化することで、導入検討フェーズにおける意思決定を支援する。
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