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言語理解研究所、製造現場に特化したRAG「製造現場ナレッジAI」を提供

文書・データの情報を構造化し、タグ/カテゴリー分類を設定

2026年7月1日(水)IT Leaders編集部、日川 佳三

言語理解研究所(ILU)は2026年7月1日、製造現場向けRAG(検索拡張生成)システム「製造現場ナレッジAI」を提供開始した。業務のナレッジを登録する際、設計書や手順書、点検記録などの情報を意味や関係性を踏まえて構造化し、生成AIが活用しやすいデータに変換する。必要な情報を正確に検索・活用しやすい環境を実現するとしている。

 言語理解研究所(ILU)の「製造現場ナレッジAI」は、製造現場向けのRAG(検索拡張生成)システムである。検索時に必要な情報にたどり着けるように、人が持つ知識やノウハウをコンピュータが理解・活用できる形に整理・構造化する自然言語処理技術を適用している(図1)。

図1:「製造現場ナレッジAI」の概要(出典:言語理解研究所)
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 製造現場に特化したRAGシステムを提供する背景を次のように説明する。「製造業において熟練技能者が持つ知識・経験の可視化やマニュアルの電子化が進む一方、必要な知識にアクセスできる環境が整っていない。特に生成AIを活用した検索システムでは、文書の構成や情報の関係性が整理されていなかったり、現場ごとに異なる呼称が使われていたりして、情報を適切に検索できないケースがある」(ILU)。

 製造現場ナレッジAIは、マニュアルや手順書などの文書を、見出しや項目、表の関係性を保ったまま整理・構造化する。情報のつながりを維持したままデータ化することで、生成AIが内容を理解しやすくなり、必要な情報を正確に検索・活用しやすい環境を実現するとしている。

 同じ設備であっても現場ごとに異なる呼称や略称が使われている場合、これらを同じ意味として認識する。表現の違いに左右されることなく、必要な情報を検索できる。また、マニュアルやトラブル対応履歴に対し、「電圧」や「部品交換」といったキーワード単位のタグ付けや、「点検」「修理」などのカテゴリー分類を行う。

関連キーワード

言語理解研究所 / RAG / 製造 / 生成AI / 自然言語処理 / 技術継承 / ナレッジマネジメント

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