CODATUMは2026年8月4日、同社が提供するBIツール「Codatum」に、コマンドラインツール「Codatum CLI」のベータ版を追加した。ターミナルやコードエディタといった使い慣れた開発環境の中で、CursorやClaude CodeなどのAIエージェントを介してCodatum CLIのコマンドを実行し、ダッシュボードを作成できる。
「Codatum(コダタム)」は、ダッシュボード画面をWebブラウザで作成・共有できるBIツールである。特徴は、ダッシュボードの定義(SQL、チャート設定、パラメータ、説明、レイアウト)を、Markdown形式のテキストとして実装していること。テキスト形式であるため、テンプレート化やバージョン管理も容易である(図1)。
図1:Codatum/Codatum CLIは、ダッシュボード画面をMarkdown形式のテキストとして実装している(出典:CODATUM)拡大画像表示
今回ベータ版として公開した「Codatum CLI」は、ダッシュボードを定義するMarkdownファイルを、ターミナルやコードエディタといった使い慣れた開発環境で作成するためのコマンドラインプログラムである。コマンドはWindows、Linux、macOSで動作する。
開発環境の中で、「Cursor」や「Claude Code」などの開発系AIエージェントを介してCodatum CLIのコマンドを実行し、ダッシュボードのMarkdownを作成・編集する。AIエージェントは、社内のデータカタログや実際のデータ構造を参照し、適切なデータを選んでダッシュボードを組み立てる。
CLIを追加する前のCodatumは、一般的なBIツールと同様、GUIのツールを介して手作業でダッシュボード画面を作成する必要があった。今回追加したCLIを使うと、GUIを操作しなくてもコマンド操作だけでダッシュボードを作成できる。Webブラウザのライブプレビューで仕上がりの画面イメージを確認しながら編集できる。
完成したダッシュボードをCodatum上で公開することで、GUIで作成したダッシュボードと同様に、Webブラウザ上でインタラクティブに操作可能である。ダッシュボードを操作して期間や条件を変更したり、AIエージェントに追加で質問したりして深掘りできる。
複数の企業がCodatum CLIを先行利用している。企業のマネジメント支援を行うmento(メント)のCAIO、杉浦太樹氏は、社外向けダッシュボードをプログラマブルに作れるようになった点を評価する。
契約業務支援クラウドサービス「Hubble」を提供するHubble(ハブル)のデータエンジニア、恒吉真隆氏は、Slackに届いた依頼文を貼るだけでダッシュボードが得られると話す。また、ECサイトの延長保証サービス「UpCare」などを提供するSPARQ(スパーク)のCTO、山本哲生氏は、GitHubで管理することで業務フローにレビューを組み込める点などを利点として挙げる。
CODATUM / AIエージェント / CLI / AI駆動開発 / Claude Code
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