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NEC、SCM業務を横断実行するAIエージェント、需要予測から調達交渉まで自律処理

2026年8月31日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2026年8月28日、サプライチェーン管理を支援するAIエージェント「NEC SCM AIエージェント」を発表した。同年9月から販売する。原材料の調達から製品の供給までを支える複数の業務システムを横断し、需要予測や調達交渉、生産計画の最適化などを自律的に実行する。価格(税別)は、年間1800万円から。販売目標は、今後5年間で100社。

 NECの「NEC SCM AIエージェント」は、原材料の調達から製品の供給までを支える複数の業務システムを横断し、需要予測や調達交渉、生産計画の最適化など、これまで人手に依存していた業務を自律的に実行するAIエージェントである(図1)。製造業や小売業など幅広い業種のSCM(サプライチェーン管理)業務を支援する。

図1:SCM業務を横断実行する「NEC SCM AIエージェント」の概要(出典:NEC)
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 需要予測や生産・在庫・物流計画の最適化といった数値予測・最適化の処理は、大規模言語モデル(LLM)だけでは精度を確保しにくいため、機械学習モデルやNEC独自のAI技術を連携させる。これにより、業務プロセスの解釈から数値の算出までをこなせるようにした。ユーザー固有の業務やデータに合わせてエージェントを追加・拡張することも可能である。

 業務に必要な情報の収集・整理・分析をAIエージェントが担う。情報の把握や分析にかかる時間が短くなり、業務における成果のばらつきを抑える。担当者は、精度の高い判断材料を的確に把握できるようになるため、迅速で質の高い意思決定につなげられる。また、需要や市場環境の変化を踏まえてSCM業務を遂行する。これにより、在庫の適正化や機会損失の低減、業務生産性の向上など、SCM業務における各種の成果に結び付ける。

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