[新製品・サービス]

ゼロトラスト・EDR・SOCを統合したセキュリティサービス「NEC Cyber Secure Package」

2026年8月28日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2026年8月27日、セキュリティサービス「NEC Cyber Secure Package powered by CyIOC」を発表した。同年8月31日から販売する。デジタルアーツおよびFFRIセキュリティの製品、NECネッツエスアイのSOCサービスを組み合わせた。NEC、NECネッツエスアイ、NECフィールディング、NECネクサソリューションズの4社が販売する。価格(税別)は、月額210万円から。

 NECなどが販売する「NEC Cyber Secure Package powered by CyIOC」は、統合セキュリティサービスである。デジタルアーツおよびFFRIセキュリティの製品と、NECネッツエスアイのSOCサービスを組み合わせた(図1)。

図1:セキュリティサービス「NEC Cyber Secure Package powered by CyIOC」を提供する狙い(出典:NEC、NECネッツエスアイ、デジタルアーツ、FFRIセキュリティ)
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 中核製品の1つが、クラウドのゼロトラスト領域を担う、デジタルアーツの「Z-FILTER」である。IDaaS(ID認証基盤)とSSE(Security Service Edge)の機能を持ち、SSEではセキュアWebゲートウェイ、URLフィルタリング、マルウェア対策、CASB(Cloud Access Security Broker)、ZTNA(Zero Trust Network Access)などの機能群を提供する(関連記事デジタルアーツ、SSEとIDaaSを統合したセキュリティサービス「Z-FILTER」を発表)。

 もう1つの領域は、EPPやEDR(Endpoint Detection and Response)などのエンドポイント防御領域で、「FFRI yarai」などを手がけるFFRIセキュリティの製品を使う。マルウェア対策、サンドボックスによる不審な振る舞いの検知、攻撃後の対処、といった機能を提供する(関連記事標的型攻撃対策ツール新版「FFRI yarai 3.6」、マルウェア起動までの痕跡を記録)。なお、エンドポイント防御機能は販売開始当初はサービスに含まず、順次リリースする。

 NECネッツエスアイのSOC(Security Operations Center)サービスも組み合わせている。クラウドのゼロトラスト領域(IDaaS/SSE)やエンドポイント領域(EPP/EDR)の各機能から収集したログを統合して扱い、24時間365日体制で監視・分析する。脅威を検知した場合はインシデントの対応にあたる。

 製品のパッケージ構成は、セキュリティ対策の実施状況や求める対策水準に応じて3種類を用意した。「Enterprise版1000人モデル」(EDR除く)の標準価格(税別)は、月額210万円から。販売目標は、2026年度から2030年度の5年間で累計約200億円。なお、同サービスを通じて得た脅威情報や攻撃傾向のインテリジェンスは、NECの脅威インテリジェンスサービス「CyIOC」にも反映する。

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