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[新製品・サービス]

デル、サーバー/ストレージ/システム管理の新製品を投入し中堅企業のIT効率化を支援

2009年9月11日(金)IT Leaders編集部

デルは2009年9月10日、中堅・中小規模企業(いわゆるSMB)市場向けに設計された最新の製品とサービスを発表した。IT効率化を支援するソリューションとして、第11世代「Dell PowerEdgeサーバー」4種類、組み込み型管理ツール「Lifecycle Controller 1.2」、NAS製品の「PowerVault NX300」、無停電電源装置(UPS)、「Dell ProConsultサービス」から構成される。

 デルは、SMB市場向けに設計された最新の製品とサービスを発表した。IT効率化を支援するソリューションとして、第11世代「Dell PowerEdgeサーバー」4種類、組み込み型管理ツール「Lifecycle Controller 1.2」、NAS製品の「PowerVault NX300」、無停電電源装置(UPS)、「Dell ProConsultサービス」から構成される。各製品の発売日と価格は以下のとおり。

サーバー

  • Dell PowerEdge T110(タワー型):2009年9月30日発売、価格未定
  • Dell PowerEdge T310(タワー型):2009年9月16日発売、15万2,250円(税込み)~
  • Dell PowerEdge R210(ラック型):2009年9月30日発売、価格未定
  • Dell PowerEdge R510(ラック型):2009年10月16日発売、価格未定

NAS(ネットワークアタッチドストレージ)

  • Dell PowerVault NX300:2009年10月12日発売、価格未定

無停電電源装置(UPS)

  • Dell UPS:2009年11月1日発売、価格未定

 デルの発表による同社のソリューションと各製品の特徴は以下のとおり。

1. 運用管理のシンプル化

  • Dell Lifecycle Controller 1.2は、ローカルおよびリモート・サーバーの初期セットアップをメディアレスで行い、最新のサーバー・プラットフォームの導入を簡素化できる。Dell PowerEdgeサーバーに事前に搭載されているすべてのコンポーネントに適切なドライバを採用することで、時間とコストの節約が可能。
  • 新型タワーサーバーのDell PowerEdge T110/T310とラックサーバーのDell PowerEdge R210/R510には、最新のIntel Xeon 3400シリーズプロセッサを搭載。
  • Dell PowerEdge T110は、顧客からのアイディアをもとに開発された、サーバーを初めて導入する小規模企業向けのサーバー。デスクトップサイズのシャーシを採用し、セキュリティ、基本的なシステム管理によるシンプルなシステム監視を可能にする。
  • Dell PowerEdge R210は、スペースの制約があってラックマウント型サーバーの導入を検討している小規模企業向けのサーバー。シャーシの奥行きが15.5インチと小型で、低消費電力電源を備えている。
  • エネルギーとコストの節約という点で、Dell PowerEdge R210は、前製品(Dell PowerEdge R200)比で88%、Dell PowerEdge T310は、前製品(Dell PowerEdge T300)比で65%、ワット性能が高くなっている。
  • Dell PowerVault NX300は、エントリーレベルのMicrosoft Windows Storage Server 2008搭載 NASソリューションであり、単一デバイスで最大4テラバイトの容量を持ち、ストレージニーズが拡大した際には追加のNX300アレイを導入できる。Single-Instant Storage重複除外機能による容量の最大化や、直感的な管理インターフェイスが特徴。

2. ダウンタイムの削減(信頼性)

  • Dell PowerEdge R510は、内部ストレージ、冗長性、小型シャーシなど、高度なバランスが要求される中規模企業とリモートオフィス向けの2Uラックサーバー。
  • 最新のUPS製品10種類を発表。デルのOpenManage管理コンソールによるリモート監視のほか、FlashアップグレードとUPS管理ソフトウェアをダウンロード可能。UPSソリューションの製品ラインは、工具なしにラックマウントを取り付けることができ、複数言語のLCDディスプレイの搭載し、静音性も向上している。

3. セキュリティの強化

  • Dell PowerEdge T310は、リモート管理、冗長性、コスト効果の高いソフトウェアRAIDオプションなどのシステム管理機能をオプションで搭載した、成長企業向けのタワーサーバー。内部HDDへのデータ保存をこれまで以上に保護することで、データ損失の防止を支援する。
  • Dell PowerEdge T110タワーサーバーとDell Power Edge R210ラックサーバーは、外部eSATAストレージを直接追加できるため、デスクトップやワークステーションから初めて導入されたサーバーへのデータ移行が考慮されている。
  • HDDデータ復旧サービスやHDDデータ破壊サービス(証明書付き)など、Dell ProSupportデータ保護サービスを使用することで、リスクの軽減や、データセキュリティの向上、データの保護によるビジネス業務の保護を期待できる。

4. 仮想化環境

  • 仮想化機能Hyper-Vを搭載したMicrosoft Windows Server 2008 R2向けに、試験済み・実証済みのソリューションを提供。ライブマイグレーション機能を搭載したHyper-Vは、サービスの中断や損失を招くことなく、あるサーバーから別のサーバーへと仮想マシンを移行させることが可能。また、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)によって、中央サーバーの仮想マシン上でWindowsなどのデスクトップ環境を実行・管理できる。

デル
http://www.dell.co.jp/

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Dell / PCサーバー / 中堅・中小企業 / PowerEdge

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