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NRIセキュア、Windowsサーバーに対応したアクセス制御・監査ログ取得ツールの最新版

2009年12月4日(金)IT Leaders編集部

NRIセキュアテクノロジーズは、アクセス制御・監査ログ取得ツール「SecureCube / Access Check」に、Windowsサーバー対応のアクセス制御や動画で操作ログを取得する監査機能など、日本版SOX法(J-SOX法)の対応で求められる「IT全般統制」に必要な機能を追加した最新版を、2009年12月3日から販売開始した。

従来、企業の基幹システムには主にUNIX系サーバーが使われてきたが、最近ではWindowsサーバーを利用する企業が増えてきたことから、「IT全般統制」では、Windowsサーバーのアクセス制御や操作内容に対する監査ログも求められるようになっている。

一方、「SecureCube / Access Check」は、サーバーとクライアントPCの間に設置することで導入でき、現行システムを変更することなく、複数のサーバーのアクセス制御・ログ管理が可能となるソフトウェア。同社はこれまで「SecureCube / Access Check」において、UNIX系サーバーの通信を対象にアクセス制御・ログ管理を実施してきたが、今回の最新版でWindowsサーバーの通信に対するアクセス制御・監査ログ取得機能を追加した。

今回の機能強化によって、特権IDを利用した本番サーバーへのアクセス制御・監査ログの取得が、すべての種類の通信で対応可能となっている。Windowsサーバー対応に関する新機能は、以下の2つ。

  • Windowsリモートデスクトップ対応:Windowsサーバーへのリモートデスクトップ接続操作のアクセス制御、監査ログ取得を行う。Windowsサーバーの操作ログを、動画で取得できる。
  • Windowsファイル共有中継機能:Windowsサーバーへのファイル共有の接続操作に対するアクセス制御、監査ログ取得を行う。Windowsサーバーとのデータ通信(ドラッグ&ドロップ操作)のアクセス制御と監査ログ取得が可能。

ほかに、既存の監査ログ機能も強化され、「不正アクセス検知機能」が追加された。この機能によってアクセス申請内容と実際の操作ログの突き合わせを行い、不正もしくは不要な操作を検知した際に、操作終了時に管理者へ即時に通達するというもので、本番サーバー上での不正操作を早期発見(予防的統制)し、不正者の特定に役立てられる。

「SecureCube / Access Check」の導入に必要な1ライセンスの定価は485万円。Windowsサーバー対応のオプションの定価は195万円。

NRIセキュアテクノロジーズ
http://www.nri-secure.co.jp/index.html

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NRIセキュアテクノロジーズ / SecureCube Access Check / J-SOX / 内部統制

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