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日立、国際財務報告基準導入支援ソリューション事業を強化、IFRS対応を支援
2010年2月18日(木)IT Leaders編集部
日立製作所は2010年2月17日、国際財務報告基準(IFRS)の迅速な導入支援を目的として、業務改革・システム構築支援の経験豊かな日立グループ各社と共同で、技術・ノウハウ・人材を結集した「日立IFRSソリューションコンソーシアム」を2010年3月1日に立ち上げ、IFRSのソリューション事業を強化すると発表した。日立IFRSソリューションコンソーシアムは、当初100名で立ち上げ、2011年度中に200名規模の体制とする計画。
IFRSとは、IASB(国際会計基準審議会)が国際的な統一化を進めている会計基準。日本においても2015年での強制適用が予想される。
日立製作所は2010年1月から「日立IFRS導入支援ソリューション」を提供しているが、今後各企業でのIFRS対応が本格化することが予想できることから、企業でのIFRSの迅速な導入を支援するため、日立コンサルティング、日立システムアンドサービス、日立情報システムズ、日立ソフトウェアエンジニアリング、日立電子サービス、ビジネスブレイン太田昭和の6社と共同で、「日立IFRS導入支援ソリューション」を開発・提供する同コンソーシアムを発足する。
コンソーシアムは、会計分野でのシステム構築の経験が豊かで、プロジェクトマネジメント力、業務ノウハウを保有するIFRS導入支援エキスパート100名(コンサルタントおよび営業40名、SE60名)から構成される。コンソーシアムでは、IFRSの導入を検討する企業が初期段階で直面する主要課題「人材育成」「既存システムへの影響」「システム改修に伴うコストイメージ把握の難しさ」などの不安を解消するIFRS対応エントリーサービスの提供をはじめとして、以下の取り組みで企業のIFRS導入を支援する。
- ワンストップでIFRS導入を支援
- 短期間でIFRS導入が可能となるシステム連携ツールを開発
- さまざまな統合業務パッケージに対応
- 金融機関向けのソリューションの提供
同コンソーシアムは、エキスパート教育カリキュラムにより、人員のレベルアップ・体制強化をさらに進め、2011年度中に200名規模の体制とし、IFRS導入支援ソリューションを提供していく。
日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
(修正2010年2月19日10:31)記事タイトルを「日立、際財務報告基準導入支援ソリューション事業を強化」としていましたが、「日立、国際財務報告基準導入支援ソリューション事業を強化」の誤りでした。本記事では修正済みです。