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NTTデータ イントラマート、ワークフロー機能を強化した「intra-mart」新版

2010年4月16日(金)

NTTデータ イントラマート(イントラマート)は2010年4月15日、同社のWebシステム構築基盤の新バージョン「intra-mart WebPlatform Version7.2」を4月末日にリリースすると発表した。同製品は、現行のVer7.1からのリビジョンアップ版で、主にワークフロー機能が強化され、特に市場や顧客からの要望の高かった柔軟な稟議機能を含む「IM-ワークフロー」を追加している。

「intra-mart WebPlatform Version7.2」では、以下の機能が強化されている。

1.ワークフロー
新リビジョンに追加された「IM-ワークフロー」では、従来の出退勤、出張精算、交通費精算などの申請・承認に利用する定型化された業務だけでなく、「稟議系」と呼ばれる非定型でのワークフロー領域をサポート。Ver7での上位のBPM(Business Process Management)機能にも対応し、さらにBPMをベースにした次世代ERPのBiz∫(ビズインテグラル)への提供も開始ししている。

2.BPM(Business Process Management:業務プロセスを対象としたワークフロー)
Intalio BPM6.0.3に対応、ダイアグラム図の簡略化やプロセステンプレートを設定し、よく利用する業務プロセスの再利用性を高めている。

3.内部統制
intra-martのマスタ情報に対して、更新処理が行われた場合のログ情報を記録。あらかじめ定められたプロセスに従い、管理者オペレーションの操作を証明することができる。また、ユーザーの操作ログも、APIやデータベースアクセスレベルで記録されトレース可能となる。

また、今回追加された「IM-ワークフロー」の特徴は以下のとおり。

  • ルート設定:申請者または承認者が実行中の案件であっても、ルートを任意に編集可能とする柔軟なルート構造を提供。編集可能な領域と、変更を行えない領域を定義することで内部統制にも対応する「稟議型」ワークフローを可能にする。
  • 運用管理:運用権限を譲渡し、管理者を複数配置可能な構造とし、権限をグループで管理するなど、グループ会社での共同利用や、部門単位での運用を行い、全社・全グループ規模でのワークフロー基盤としての活用を促進する。また、申請コンテンツとルートを、N:Nで結びつけることで、コンテンツやルートの再利用を行うことが可能なほか、期日によるバージョン管理によって、組織改変時のシステム変更を自動化できる。
  • 操作性の向上:利用者が直感的に理解しやすいインターフェースを用意し、ルート定義画面もグリッド上にドラッグ&ドロップ形式で実施できるようにした。
  • 大量データでのレスポンス:ユーザーの規模にかかわらず、大量データでも十分なレスポンスを確保可能。具体的には、申請承認が完了した一定期間経過後のデータを年月単位に分割して待避する仕組みを標準で提供する。

なお、「intra-mart WebPlatform Version7.2」へのアップグレードは、保守締結ユーザーの場合は無償となる。同社は同製品の、既存ユーザーやSaaS基盤事業者を含む新規ユーザーへの導入を促進し、初年度200社程度の導入を見込んでいる。


「IM-ワークフロー」
http://www.intra-mart.jp/new_solution/product/im-wkf.html

NTTデータ イントラマート
http://www.intra-mart.jp/
 

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