シーティーシー・テクノロジー(CTCT)は2010年8月27日、ITシステム運用サービスの品質向上を目指して自社開発した運用管理ツール「ITLifeGear(アイティライフギア)」の販売を同日より開始すると発表した。
シーティーシー・テクノロジー(CTCT)の「ITLifeGear」は、同社のシステム運用サービスを効率化するために自社開発された運用管理ツール。ユーザーニーズに基づき、今回社外向けに販売を開始した。約250に上るCTCTの運用サービスの現場で使用されていて、最大で40%のインシデント削減効果があるとされる。
同製品の主な特長は以下のとおり。
- 高い操作性
ITシステムの運用における可用性管理、インシデント管理、問題管理、変更管理、リリース管理、構成管理などのプロセスの中でも、問題管理とインシデント管理に基本機能を絞り込むことで、操作しやすいインターフェースを実現する。 - 充実した周辺機能
運用業務の対応に必要な機器の構成管理、変更管理、スプレッドシート形式でのレポート出力、イベントやインシデントのカレンダー表示やメール通知などの周辺機能も備える。ノン・プログラミングでユーザー独自のデータ項目を追加することも可能。 - 低価格
同製品の使用にはユーザー数や管理ノード数における制限がないため、ユーザーはコストを抑えてシステム運用における効率化を図ることが可能。 - オプション・サービス
JP1連携モジュール:カスタマイズ無しで現在使用中のJP1/Integrated Managementから、インシデント情報をITLifeGearに取り込むことが可能。
データ処理サービス:ITLifeGear導入時における既存システムからのデータ移行や解析データの出力などを実施する。
機能カスタマイズサービス:ユーザーの使用状況に併せて、追加機能をカスタマイズ開発する。
同製品の提供価格は、初期費用が300万円からで、年間使用料は120万円。同社は、今後3年間で100案件の販売を目指す。
シーティーシー・テクノロジー
http://www.ctct.co.jp/