TISは2010年10月12日、「IFRS対応支援サービス」に新メニュー「IFRSシステムアセスメントサービス」と「IFRS個別論点対応支援サービス」を追加したことを発表した。IFRSを適用することで起こり得る課題を洗い出し、企業の円滑なIFRS対応を後押しする。
新たに「IFRSシステムアセスメントサービス」と、「IFRS個別論点対応支援サービス」を追加した。前者はIFRSを適用することで情報システムにどう影響が出るのかを調査する。会計システムの特性に応じた影響を具体的に明示し、将来のシステム構築を見据えた評価や、IFRS対応へのロードマップまで落とし込む。ERPパッケージはもとより、スクラッチ開発したシステムもサービスの対象に含めるという。
後者はIFRS適用で特に影響の出やすい分野に対し、コンサルティングからシステム導入までをワンストップでサポートする。製造業や電力/ガス業などを対象にした「固定資産管理」、銀行や保険業などの金融資産を保有する企業向けの「金融商品会計」、連結子会社が多い企業向けの「連結会計」をメニューとして用意する。
価格は前者が300万円から、後者は個別見積もり。 (折川)