日本電気(以下、NEC)は2011年2月7日、省電力・省スペースのデータセンターを短期間で構築する「エコモジュラーデータセンター構築ソリューション」を製品化し、同日より販売活動を開始すると発表した。
同ソリューションは、企業の空きフロアスペースを有効活用し、省エネ型サーバや空調機などを高密度に最適配置する「フロアDCモジュール」と、コンテナを活用し、最大40%の省電力化(同社試算)と短納期を実現する「DCモジュール」から構成されている。
同ソリューションを導入することにより、データセンター事業者や企業は、省電力、省スペースのデータセンターを短期間で構築できる。また、モジュール単位で柔軟に拡張できるため、初期投資を抑えたデータセンターを構築し、ビジネス拡大に合わせた柔軟な拡張が可能となる。NECが、コンサルティング、省電力製品の選定・提供、ファシリティ設計、施工、運用および保守サポートをワンストップで対応する。
同ソリューションを構成するサービスの特徴は次のとおり。
- フロアDCモジュール
既存のデータセンターや企業のフロアをパーティション等で仕切り、オフィススペースと共存できる柔軟なデータセンター構築を実現。ラック型空調機、電源設備などを予め選定し、モジュールとして一定エリアの気流が最適になるよう高密度に配置することにより、省電力、省スペースを実現。ラックあたりの電源容量の最大値を自由に設定可能とすることで、事業規模に応じたサーバやストレージの柔軟な構成を実現する。 - DCモジュール(コンテナ活用型)
コンテナ内に、データセンターに必要なサーバ、ストレージ、およびラック、冷却設備、消火設備などを収納し、気流を最適化して配置。これにより、専用ビルなどの建設期間やコストを削減し、通常は2年間必要なデータセンター構築を約3カ月で実現。屋外設置タイプと屋内設置タイプを用意し、さまざまなニーズに的確に対応する。
【屋外設置タイプ】: アルミコンテナ内に、データセンターに必要な機器や設備を搭載したタイプ。企業のオープンスペースや駐車場など屋外に基礎工事を施した上で構築する。
【屋内設置タイプ】: 輸送可能なコンテナ内に、データセンターに必要な機器や設備を搭載したタイプ。空き倉庫などの屋内に、機器を搭載したコンテナを設置し提供する。また、気候条件により屋外設置も可能。
サービスの希望小売価格(税抜き)は次のとおり。
「フロアDCモジュール」は、2000万円~。
最小構成は、ICTラック×2(最大14kW/ラック)、ラック型空調機×2台(56kW)、ラック型分電盤、パーティション(フロア面積10m2)、関連工事など含む。
「DCモジュール(屋外設置タイプ)」は、5000万円~。
最小構成は、ICTラック×6(最大15kW/ラック)、アルミコンテナ部、基礎部分工事、コンテナ内電源、空調設備、消火設備、関連工事など含む。
「DCモジュール(屋内設置タイプ)」は、2800万円~。
最小構成は、ICTラック×4(最大35kW/ラック)、コンテナ本体、コンテナ内電源、空調設備、消火設備、関連工事など含む。
エコモジュラーデータセンター構築ソリューション
http://www.nec.co.jp/environment/datacenter/dc04.html
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