デジタル化、デジタルトランスフォーメーションの重要性が指摘されている。IoT(Internet of Things:モノのインターネット)対応もその1つだろう。いずれも基本はデータ活用にある。どのようなデータがあれば新たなビジネスモデルやイノベーションが実現できるのか。好評連載から、これからのデータ活用に向けたエッセンスをつかみ取っていただきたい。
データサイエンティストの思考法〜世界大会2位の頭の中〜
データサイエンティストは何を考え、なぜそう判断し・行動しているのか−−。彼らの頭の中で起こっていることだけに、その実態に触れる機会は、なかなかありません。データ分析の世界大会「KDD Cup 2015」で、新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)と金融エンジニアリング・グループ(FEG)の混成チームが第2位に入賞しました。同チームのメンバーは、同大会において何に注目し、何をどう考えていったのか、大会での実際の作業内容を交えながら紹介します。
●データ分析競技という世界の実際と魅力【第1回】
●データから、そのデータを生み出した実像をつかむ【第2回】
第3回以降は、今後の掲載で。
ワンデータ・トランザクションが実現するSCMの未来
インターネットやクラウドコンピューティングの進展により、それらを利用した情報連携は、SCM(Supply Chain Management:サプライチェーンマネジメント)にも大きな転換を迫っています。サプライチェーン上の複数のプレーヤーが、業務に関わる情報を一元的に管理し業務をコントロールする仕組みを「ワンデータ・トランザクション」と定義し、このワンデータ・トランザクションによって将来のSCMがどう変化していくかを解説します。
●モノと情報を一体化し、全プレーヤーが同時に動く【第1回】
●オムニチャネル時代の需給計画、ワンデータが精度を高める【第2回】
●IoTやIndustry4.0が指し示すワンデータによるSCM改革【第3回】
第4回以降は、今後の掲載で。
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