[新製品・サービス]

IoTデータのリアルタイム解析で現場の迅速な判断を支援するクラウドサービスを提供―JBCC

2016年12月13日(火)IT Leaders編集部

JBCCは2016年12月12日、IoT(Internet of Things)データのリアルタイム解析を可能にするサービス「Cloud解析MotionBoard」の提供を開始した。

 「Cloud解析MotionBoard」は、「俺のクラウド」の新たなリアルタイム解析のサービスメニューとして、JBCCの運用付きクラウドサービスと、ウイングアーク1stのIoT(Internet of Things)データの解析に対応した情報活用ダッシュボードを組み合わせたものである。IoTデバイスから膨大なデータをリアルタイムで収集・解析し、現場でのタイムリーな判断や意思決定を支援する。

 リアルタイムAPI(Application Programming Interface)により、様々なIoTデバイスからデータを収集し、即座に可視化できる。スマートフォンをIoTデバイスとして活用できる専用アプリケーションを提供する。高精度地図と位置情報を活用した経路・コスト・エリアなどのロケーション解析も可能だ。

 運用付きクラウドサービスであるため、日々の運用監視業務が不要になる。専用のクラウド環境(シングルテナント)で、高い信頼性と柔軟な接続環境を提供する。

 俺のクラウドで提供する他サービスと組み合わせることもできる。日々の活動データやIoTデータから価値ある情報を引き出し、次のアクションへとつなげられるようになる。

 Cloud解析MotionBoardの価格は、月額27万円(税別。5利用者、IoTデバイス10台の接続が可能)からになる。

 JBCCは今後、俺のクラウドのサービスメニューを拡充し、2016年度末までに2000社へのクラウドサービスの提供を目標にする。

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