[事例ニュース]

京都中央信用金庫、対面業務の教育にAIロールプレイングを導入、新入職員研修で162人が利用

職員一人ひとりの継続的な成長を支える育成サイクルを実現

2026年7月30日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三

京都中央信用金庫(本店:京都府京都市下京区)は2026年7月29日、対面研修の実施機会の確保や指導役となる人材の確保・育成のため、AIロールプレイングを導入したと発表した。エクサウィザーズの「exaBase ロープレ」を採用し、同月より新入職員研修において162人が利用を始めている。電話応対、ATM応対、商品説明、口座開設など、顧客応対の基礎となる場面を想定したシナリオを用い、実践的な反復練習を実施する。

 京都中央信用金庫は、預金量・貸出金量ともに信用金庫業界で日本一の規模を誇る大手地域金融機関である。京都を中心に滋賀、大阪、奈良を営業地区として、中信(ちゅうしん)の略称で、地域密着型の金融サービスを提供している。

 同信用金庫によると、顧客応対の品質が信頼の獲得に直結する一方で、対面研修の実施機会の確保や指導役となる人材の確保・育成に困難を感じていた。若手職員が実践的な応対スキルを習得するまでには一定の時間を要することが少なくないという。

 そこで、エクサウィザーズのAIロールプレイングサービス「exaBase ロープレ」を導入した。AIを相手役に見立てることで、相手役を確保することなく、時間や場所を問わずに反復練習ができる。

 2026年7月、新入職員研修において162人を対象に利用を始めた。電話応対、ATM応対、商品説明、口座開設など、顧客応対の基礎となる場面を想定したシナリオを用い、実践的な反復練習を実施する。

 「シナリオ設計」「AIロープレ」「自動フィードバック」「改善・ナレッジ蓄積」の4つのステップを循環させることで、職員一人ひとりの継続的な成長を支える育成サイクルを実現するとしている(図1)。

図1:AI活用のロールプレイングサービス「エクサベース ロープレ」で実現する人材育成サイクル(出典:京都中央信用金庫)
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 京都中央信用金庫は今後、新入職員研修に続き、既存職員向けの継続研修や、営業店窓口・外回り営業担当者向けの応対トレーニングなどへと活用範囲を広げることを検討していく。

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