NECは2026年9月11日、データバックアップ専用ストレージ装置「iStorage HSシリーズ」のシングルノードモデル新版「iStorage HS3-70」を販売開始した。同年10月から出荷する。前世代の「HS3-60」と比べて最大容量を2倍(最大48TB)に高めつつ質量と最大消費電力を減らした。価格(税別)は423万円から。
NECの「iStorage HSシリーズ」(写真1)は、データバックアップ用途の外部ストレージ装置である。バックアップサーバーからはNAS(CIFS/NFS)としてアクセスする。特徴は、重複排除機能によってデータ量を削減できることと、ノードの増設によってアクセス性能や容量を拡張できることである。
写真1:データバックアップ専用ストレージ「iStorage HS3-70」の外観(出典:NEC) 筐体1台で運用するシングルノードモデル「HS3-70」と、最大165ノード(1ラックあたり15ノード×11ラック)まで増設できるスケールアウトモデル「HS8-70」がある。いずれも筐体は2Uラックマウント型で、1台に3.5インチSATA HDD(HS3-70は4TB、HS8-70は8TB)を12基搭載している。これらとは別に、Hyper-V仮想アプライアンス版もある。
今回、シングルノードモデルを新版とした。前世代の「HS3-60」と比べて、最大物理容量を2倍(4TB×12基で48TB)に高めつつ、質量と最大消費電力を減らした。物理容量に応じて4つの選択肢を用意しており、HDDを増設することなくライセンスの追加だけでアップグレードできる。物理容量と20倍圧縮時の論理容量はそれぞれ、8TB(104TB)、16TB(208TB)、32TB(416TB)、48TB(624TB)である。
なお、スケールアウトモデルのHS8-70は、ハイブリッドノード(NASヘッド機能とストレージを兼ね備えたノード)とストレージ増設ノード(NASヘッド機能を持たない増設専用ノード)を、性能重視や容量重視など目的に合わせて組み合わせてクラスタを組める。最初はスモールスタートで、後からシステムを止めずにノードを増設して容量や性能を高められる(図2)。
図1:iStorage HSシリーズのスケールアウトモデルはノードの増設で容量や性能を拡張できる(出典:NEC)- 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
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