AI(人工知能)はもはや、ITでもっとも注目されているキーワードのひとつだ。IBMやGoogle、Microsoftなど、すでに多くの企業が製品化しAIの主役としてクローズアップされている。しかし、研究者が長きにわたって研究し続けてきた成果が花開いた結果が現在の「第3次人工知能ブーム」であることを鑑みると、その未来は、やはり大学や研究施設などの研究者の手に握られており、最新の動向は学会にあるといえる。国内では接する機会の限られている人工知能の世界的な学術発表の場に、2017年の2月に米国で参加してきた人物に出会った。それが、住友セメントシステム開発で常務取締役を務める加藤昌宏氏。遅まきながら、加藤氏に現地のレポートをまとめていただいた。現地の熱を感じ取っていただきたい。
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