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文書管理/クラウドストレージ新版「Fleekdrive 14.0」、Webhook、掲示板、生成AI要約機能を追加

2025年6月2日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Fleekdriveは2025年6月2日、クラウドストレージサービス新版「Fleekdrive Ver.14.0」を同年6月30日から提供すると発表した。新版ではWebhook、掲示板、生成AI要約の各機能を追加した。料金(税別)は1ユーザー月額600円から。

 Fleekdriveの「Fleekdrive(フリークドライブ)」(画面1)は、文書管理機能を備えたクラウドストレージサービスである。外部アプリケーションからのアクセス用のREST API、Office用連携プラグイン、PCの内蔵ストレージと同期するクライアントアプリケーションなど、複数のファイルアクセス手段に対応している。サービス基盤にはAmazon Web Services(AWS)を利用している。

画面1:多機能オンラインストレージサービス「Fleekdrive」の画面(出典:Fleekdrive)
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 文書管理機能において、ファイル名やファイル内の検索/全文検索、ファイルへのコメント機能のほか、ファイルの共同編集のためのバージョン管理(チェックイン/チェックアウト機能)を備え、他のユーザーが編集中は上書きできないように制御する。また、ファイルのライフサイクルを自動管理し、保管期限が切れたファイルの自動削除などができる。

 ユニークな機能として、ファイルの加工などをワークフローとして設定し、自動で実行できる。決められたフォルダにファイルをアップロードすると、上長の承認後にPDF変換して顧客にメールで送信する、といったフローを設定できる。

 新版のVer.14.0では、Webhook、掲示板、生成AI要約の各機能を追加した。

 Webhookは、Webアプリケーションでイベントが発生した際に、連携しているWebアプリケーションにリアルタイムで通知を送る仕組み。Fleekdriveでは、ファイルアップロードなどを起点に通知を送れる(図1)。

図1:オンラインストレージ「Fleekdrive」に追加したWebhook機能の概要(出典:Fleekdrive)
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 掲示板(画面2)では、業務に関するお知らせやルールなど、組織内で必要な情報を共有する場所として利用できる。さらに、図2のように、生成AIでテキストファイルやPDFファイルを要約する機能が備わった。

画面2:オンラインストレージ「Fleekdrive」に追加した掲示板機能の概要(出典:Fleekdrive)
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図2:オンラインストレージ「Fleekdrive」に追加した生成AI要約機能の概要(出典:Fleekdrive)

 機能追加に伴い、最上位プラン「Business plus」を追加した。以下のプランから選べる(料金は税別、最低利用ユーザー数は10人)。

  • Teamプラン(1ユーザー月額600円):新機能は利用できない
  • Businessプラン(同1800円):Webhookが利用可能
  • Business plusプラン(同2000円):Webhook、掲示板、生成AI要約の新機能が利用可能
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