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RPAソフト「WinActor」に新版、OBDCでデータベース連携が可能に

2018年2月8日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2018年2月8日、RPAソフトの新版「WinActor Ver.5.0」を発表した。3月1日から販売する。新版では、ユーザーから要望の多かった機能として、ODBC連携機能を追加したほか、セキュリティと操作性の向上を図った。価格(税別)は、シナリオの作成と実行が可能な「フル機能版」が年額90万8000円、シナリオの実行に限定した実行版が24万8000円。

 NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)の「WinActor」は、国産のRPAソフトである。企業約500社に導入済み。WindowsアプリケーションやWebアプリケーションで行うさまざまな操作を「シナリオ」として記録し、自動で実行できる。定型的な繰り返し作業や、大量データを扱う作業を、正確に再現する。

図1●WinActorの概要(出所:NTTアドバンステクノロジ)図1:WinActorの概要(出典:NTTアドバンステクノロジ)
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 既存システムに手を加えることなく、これまで人手で行ってきた複雑な操作や、複数システムにまたがるデータの投入を、自動化する。これにより、人手作業の効率、品質、コストを改善できる。

 今回の新版では、ODBCを介してRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)とデータ連携できるようにした。これにより例えば、データベースからデータを抽出して他システムに入力する、といったことができる。

 新版では、セキュリティと操作性も高めた。セキュリティでは、作成したシナリオを保護する機能や、ログ出力を制御する機能を追加した。操作性では、シナリオ編集画面の操作性を改善した。より簡単な操作でシナリオを作成・編集できるようになったとしている。

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