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加賀電子、SAP S/4HANAをグローバル経営管理基盤に採用

2018年5月23日(水)IT Leaders編集部

TISとSAPジャパンは2018年5月21日、加賀電子が、グローバル経営管理基盤としてSAP S/4HANAを、インフラ基盤としてSAP HANA Enterprise Cloudを導入することを決定したと発表した。システムの構築はTISが実施する。

 加賀電子は、エレクトロニクスの独立系総合商社である。これまで同社では、調達・生産、販売、プロジェクト管理などの業務において、スクラッチ開発で構築した独自システムをオンプレミスで運用してきた。

 しかし、EMS事業を中心とする海外ビジネスの拡大やM&Aなど今後の成長戦略と併行して、業務の標準化や効率化など業務改革によるコスト削減を推進するためには、ITインフラの見直しが必要と判断した。

 導入プロジェクトは2018年4月から開始した。2020年4月に、加賀電子本体および一部の国内グループ会社での稼働を予定している。順次、国内および海外のグループ会社に展開し、SAP S/4HANAを基盤とするITインフラのグローバル統合を進めていく計画である。

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