三菱UFJニコスは、クレジットカード事業の与信業務やコールセンター業務などに機械学習を活用する実証実験を2018年9月1日から開始する。機械学習を自動化するソフト「DataRobot」を採用する。DataRobotの販売代理店の1つでSIベンダーの新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)とともに実験する。2018年度中の本格導入を目指す。
三菱UFJニコスが検証するDataRobot(米データロボット製)は、マシンラーニング(機械学習)を用いた予測モデルの作成を自動化するソフトである。データサイエンティストでなくても、分析用のデータさえ用意してやるだけで、簡単に機械学習を用いて予測モデルを作成できる。Web画面からデータを登録して「何を予測するか」を指定するだけで、真偽の分類や数値の予測などに利用できるモデルを自動で生成する。
今回の実証実験では、カードの新規入会時の審査、不正使用の検知、コールセンターにおける入電量予測、などを自動化する用途で機械学習の有用性を検証する。なりすましによる虚偽入会や不正使用などを判定する精度を高めるほか、コールセンターへの入電量の予測を精緻化して、繁忙期における会員の待ち時間を短縮する。
三菱UFJニコスとNSSOLは、早ければ2018年度中の本稼働を予定している。
なお、NSSOLは、DataRobotの販売代理店の1つで、SIベンダーである。DataRobotを活用したデータ分析システムにおいて、コンサルティングやシステム構築、保守・運用、データ収集・加工のための周辺システムの構築など、各種のサービスを提供している。
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