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日商エレ、クラウド型Web会議「Zoom」を国内提供、自社事例でIT部門の問い合わせがほぼゼロに

2019年3月19日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日商エレクトロニクスは2019年3月19日、SaaS型のWeb会議システム「Zoom」の国内提供を開始した。PCやスマートフォンからワンクリックで会議に参加できる。SIP/H.323に準拠した既存のビデオ会議システムからZoomのWeb会議に参加するためのコネクタも用意した。価格(税別)は、会議の主催者あたり月額1480円から。開発会社は米Zoom Video Communications。

 日商エレクトロニクスが、SaaS型で利用できるWeb会議システム「Zoom Meeting」(画面1)の提供を開始した。PC(Windows、Mac)やスマートフォン、タブレット(Android、iOS)からワンクリックで会議を開始/参加できる。ライセンス費用は会議主催者の分だけでよく(月額1480円)、参加者はライセンス不要で利用できる。

画面1:Zoom Meetingのモバイル操作画面(出典:日商エレクトロニクス)536画面1:Zoom Meetingのモバイル操作画面(出典:日商エレクトロニクス)

 H.323対応TV会議システムを汎用PCで構築するためのソフト「Zoom Rooms」(月額4980円から)も用意した。さらに、H.323対応TV会議システムからZoomのWeb会議に参加するためのコネクタソフト「H.323/SIPコネクター」(月額4980円から)も用意した。

 このほか、講義・講演を最大1万人まで配信できる「Zoom Video Webinars」(月額4000円から)も用意した。事前登録の受付や終了後のアンケート集計といった機能も備えているため、CRM(顧客関係管理)ソフトと組み合わせてマーケティングに活用できる。

 日商エレクトロニクス自身、2018年5月からZoomを使っている。導入後は、従来製品と比べて会議の開催数は4倍に増えた。ユーザーからIT部門への問い合わせ件数も、以前の数十件/月からほぼ0件に減った。

 三菱UFJニコスも2018年にZoomを導入した。採用活動、社員研修、海外拠点とのミーティングなどに使っている。今後は、広範な業務での活用を予定する。

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Web会議システム / Zoom / 日商エレクトロニクス / テレワーク

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