MeeCapは2019年6月7日、PCの操作内容を記録・可視化するソフトウェア「MeeCap(ミーキャップ)」を強化し、業務システムのプロセスマイニング機能「HappyPath-ERP」を追加したと発表した。MeeCapでは、ツールの提供に加えて、ログデータの抽出や整形に関する技術支援、データ分析に関するコンサルティングサービスも提供する。新機能は、2019年6月から提供している。
MeeCapは、PCの操作内容を記録して可視化するソフトウェアである(関連記事:分析ソフト「MeeCap」を強化、PCの操作ログからRPAに適した業務を抽出)。オフィスワーカーの日常業務におけるPC操作などのビッグデータを収集し、生産性の低下、業務分担の偏り、ナレッジの散逸などの課題を抽出して可視化する。非効率的な業務を改善できる。
2019年4月には、RPA(ロボットによる業務自動化)を導入する前の業務プロセス分析を支援する機能として、収集したPC操作ログを元に、自動的に業務プロセスをフロー図として表示するプロセスマイニング機能「HappyPath」を追加している。RPAに適した繰り返し行われる作業などの典型的な業務プロセスや、例外的な処理フローなどを抽出できる。
今回、業務プロセスをフロー図として表示するHappyPath機能を強化し、PC操作ログだけでなくERP(統合基幹業務システム)などの業務システムのログから業務プロセスを抽出できるHappyPath-ERP機能をリリースした(画面1)。業務システムの業務プロセスをフロー図として表示できる。典型的な業務プロセスや、例外的な処理フローを抽出できる。
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