クラウディアンは2019年6月19日、Amazon S3互換のオブジェクトストレージソフト「CLOUDIAN HYPERSTORE」を強化し、VMware環境のクラウド運用ソフト「VMware vCloud Director」と連携できるようにすると発表した。クラウド運用ソフトを介してオブジェクトストレージを管理できるようにする。2019年7月に機能を強化する。米VMwareからも、仮想アプライアンス版を「Object Storage for VMware vCloud Director」の名称で提供する。
CLOUDIAN HYPERSTOREは、SDS(ソフトウェア定義型ストレージ)ソフトである。オンプレミス環境のPCサーバー機や、任意のクラウド環境(仮想サーバー機)にインストールして使う。これにより、Amazon S3互換のAPIでアクセスできるオブジェクトストレージを構築できる。PCサーバー機3台の最小構成から、数PB(ペタバイト)を超える規模までスケールアウト型で容易に容量を拡張できる。
今回の強化では、VMware環境のクラウド運用ソフトであるVMware vCloud Directorを介して管理できるようにする。VMware vCloud Directorの画面から、ストレージの配備、ポリシーの設定、使用状況の監視などが可能になる。マルチテナント型で利用でき、利用量に応じた請求情報を生成できる。エンドユーザーや顧客が自前でストレージを調達できるようにするセルフサービスポータルも提供する。
仮想アプライアンス版は、Object Storage for VMware vCloud Directorの名称で米VMwareが提供する。ソフトウェア版や物理アプライアンスは、これまで通りCLOUDIAN HYPERSTOREの名称で、クラウディアンが提供する。物理アプライアンスは、容量100TB~1GBまで拡張できる。いずれの形態でも、VMware vCloud Directorから管理できる。
Cloudian / Amazon S3 / VMware / オブジェクトストレージ
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