NECソリューションイノベータは2020年3月26日、生産現場のセンサデータをクラウドに収集してダッシュボードで可視化するサービス「NEC IoT センサデータ可視化サービス」を発表した。2020年4月1日から提供する。クラウドサービスのほか、センサーやゲートウェイ、通信回線などをパッケージ化して提供する。販売目標は、サービス提供開始後3年間で3000セット。
「NEC IoT センサデータ可視化サービス」は、生産現場のセンサデータをクラウドに収集してダッシュボードで可視化するサービスである(図1)。データを可視化するクラウドサービスに加えて、現場に設置するIoTセンサー、センサーデータをクラウドに転送するゲートウェイ機器、ネットワーク回線、――などをセットで提供する。現場のネットワーク構成に手を入れることなく導入できる。
図1:「NEC IoT センサデータ可視化サービス」の概要(出典:NECソリューションイノベータ)拡大画像表示
IoTセンサーとして、多機能のマルチセンサーと電流センサーを用意している。マルチセンサーは、温度、湿度、紫外線、加速度、照度、地磁気、気圧、――を計測できる。これら多種類のセンサーデータをクラウドで収集し、単一のダッシュボードで可視化する。リアルタイムにデータを確認できる。
クラウド上のダッシュボード画面は、利用目的に合わせて変更できる(画面1)。あらかじめ用意している画面は4種類で、いずれもPCでの閲覧に適している。必要に応じて、ユーザー側でダッシュボードの画面表示を変更できる。タブレットやスマートフォンで閲覧しやすい表示にしたり、特定のデータだけを拡大して表示したりするなど、目的に合わせて可視化できる。
画面1:収集したセンサーデータをクラウド上で可視化するダッシュボード画面(出典:NECソリューションイノベータ)拡大画像表示
価格(税別)は、マルチセンサー1台、電流センサー1台、ゲートウェイ1台、1ユーザーID付きの1セットあたり、月額3万円から。なお、データを可視化するダッシュボード画面には、インフォコーパスが提供するクラウド型のIoT基盤サービス「SensorCorpus」を採用している。
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