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トッパン・フォームズ、請求書処理に特化したAI-OCRソフト「FlexiCapture for Invoices」を販売

2020年5月14日(木)IT Leaders編集部

トッパン・フォームズは2020年5月13日、請求書処理に特化したAI-OCR(光学文字認識)ソフトウェア「FlexiCapture for Invoices」(開発元:米ABBYY)を発表した。2020年5月末から販売する。

 トッパン・フォームズの「FlexiCapture for Invoices」は、請求書処理に特化したAI-OCRソフトウェアである。ABBYYのAI-OCRソフトウェア「FlexiCapture」を基に開発した(図1)。

図1:FlexiCapture for Invoicesの概要(出典:トッパン・フォームズ、ABBYY)図1:FlexiCapture for Invoicesの概要(出典:トッパン・フォームズ、ABBYY)
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 トッパンフォームズは、製品化にあたって先行利用を開始しており、約5000パターンの請求書を読み込ませた。先行利用の結果を教師データの精度向上に活用したことで、多くの請求書フォーマットを読み取れるようにした。これにより、帳票の定義を設定することなく利用を開始できる。

 ユーザーインタフェースの操作性に注力している。マウス操作だけで使える。フォーマットを新規に追加する際も、ユーザー自身で学習させられる。また、RPAなど各種ソフトウェアとの連携機能も提供する。

 トッパンフォームズとABBYYは、製造・流通・サービス業などの企業の財務経理部門・管理部門を中心に同製品を拡販し、2020年度に同製品の売上1億円を目指す。今後は、RPAツールを活用した財務会計システムとの連携の自動化についても検討を進める。

 製品提供の背景として同社は、企業では毎月大量の請求書処理業務が発生していることを挙げる。「請求書の処理では、紙の請求書を閲覧しながら複数人でデータの入力や照合を行うのが一般的である。しかし、人手で作業を行うと、誤入力や、請求書の紛失、提出遅れなどが起こる」(同社)。

 「現在では、働き方改革や業務効率化が進んでおり、各種業務のデジタル化の動きが加速している。しかし、請求書の処理業務については、スキャニングした帳票のOCR認識精度などに課題があり、デジタル化が進んでいない」(同社)。

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トッパン・フォームズ / ABBYY / OCR / AI-OCR

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