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ウイングアーク1st、BIツール新版「Dr.Sum Ver.5.5」、Excelからデータを更新可能に

2020年6月1日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ウイングアーク1stは2020年6月1日、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェアの新版「Dr.Sum Ver.5.5」を発表した。同日提供を開始した。新版では、Excelを使ってデータベースを一括で更新できるようにした。価格(税別)は、基本となるDr.Sumエンジンが345万円(1サーバー、初年度の保守費込み)から。。

 ウイングアーク1stの「Dr.Sum」は、BIソフトウェアである。インメモリー型のデータベースエンジンを搭載する。企業内のデータを高速に集計するエンジンとして利用できる。データは、ExcelやWebブラウザ、BIダッシュボード「MotionBoard」などを用いて分析・可視化できる(関連記事ウイングアーク1st、BIソフト新版「Dr.Sum Ver.5.1」、IoTデータをリアルタイム処理可能に)。

 新版では、Excelを使ってデータベースのデータをリアルタイムに一括更新できるようにした。使い慣れたExcelでデータを更新できるので、不要な操作を覚える必要がなく、誰でも簡単に利用できる。手元にあるCSV(カンマ区切り形式)データやExcelデータも、容易にテーブルに反映できる。

 これにより例えば、Excelを使って過去の実績データをもとに来期予算を作成する、といった場面において、商品マスターや顧客マスターなどをExcel上から更新できる。

 新版ではまた、データを加工するためのスクリプト言語と、統合開発環境を用意した。データを整備するためのバッチ処理を、GUIからドラッグ&ドロップで処理フローを選択するだけの作業で簡単に開発できる。インメモリーの作業テーブルを利用することで、高速にデータを加工処理できる。

 スクリプト言語は、変数や条件分岐、Dr.Sumコマンドの実行、ワークテーブルの利用、SQLの実行、といった機能を備える。これまで外部プログラムを用いなければできなかった定期的な実行処理を、DS Scriptだけで記述できる。

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