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ぷらっとホーム、密状態を判別するCO2センサーシステムの構築支援キットを販売

2020年6月5日(金)IT Leaders編集部

ぷらっとホームは2020年6月4日、密状態を判別するCO2(二酸化炭素)センサーシステムの構築を容易にするキット「密ですシステム構築用センサーパッケージ」を発表した。IoTゲートウェイとCO2センサー2個をパッケージ化している。2020年6月中旬から出荷する。価格はオープンとなっている。

 「密ですシステム構築用センサーパッケージ」は、人と人との距離が近い「密状態」をCO2センサーで判別するシステムを、比較的容易に構築できるIoTシステムパッケージである。CO2センサー2個とIoTゲートウェイで構成する(写真1)。センサーとIoTゲートウェイの接続設定やCO2濃度ビューアの設定を完了した状態で提供する。

写真1:写真左は「BLEパッケージ」(Logtta CO2センサー+OpenBlocks IoT BX1)、写真右は「EnOceanパッケージ」(Pressac Sensing CO2センサー+OpenBlocks IoT EX1)写真1:写真左は「BLEパッケージ」(Logtta CO2センサー+OpenBlocks IoT BX1)、写真右は「EnOceanパッケージ」(Pressac Sensing CO2センサー+OpenBlocks IoT EX1)
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 Webブラウザベースのエディタで、ノード(各センサー)を結びつけて簡単にフローを作成できる。また、簡易的な密状態監視システムテンプレートをプリセットしており、購入してすぐに使い始められる(画面1)。表示設定のカスタマイズや、CO2データのクラウド活用といったカスタマイズもできる。

画面1:簡易的密状態監視システムテンプレートを用いた画面(出典:ぷらっとホーム)画面1:簡易的密状態監視システムテンプレートを用いた画面(出典:ぷらっとホーム)
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 センサーには、BLE接続のユニ電子「Logtta CO2」と、EnOcean接続のアイテック「Pressac Sensing CO2センサー」の2種類を用意した。BLEパッケージは、名刺サイズのコンパクトなIoTゲートウェイとCO2測定範囲の広いセンサーを使用している。EnOceanパッケージは、センサーの電池寿命が10年と長寿命である。

 IoTゲートウェイは、冷却ファンを排除し、内蔵ストレージにフラッシュメモリーを搭載した。可動部品がないため、可用性が高い。ハードウェアの故障を起因とするサービス停止の可能性を低減している。また、コンパクトな筐体で、各種の場所・環境に設置できる。

 サポート・保守サービスが1年間付属する(初年度は無料。翌年度以降は有料のサポートプログラムへの加入が必要)。ハードウェア故障時は、交換品を先出しで発送する(同社が故障と判断した場合に限る)。

 クラウド型のリモート管理機能「AirManage 2」が付属する(初年度は無料。翌年度以降は有料のサポートプログラムへの加入が必要)。IoTゲートウェイの設定変更やアップデートなどをリモートで行える。

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