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OBC、奉行クラウドに業務システムのCSVデータを自動で取り込む機能を販売

2020年6月30日(火)IT Leaders編集部

「勘定奉行」や「奉行クラウド」などの基幹業務システムを開発・販売するオービックビジネスコンサルタント(OBC)は2020年6月29日、JBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)と協業し、奉行クラウドとオンプレミスシステムとのデータ連携を自動実行できる「奉行クラウド自動実行エージェント」の販売を開始した。価格(税別)は、年額6万円から。

 奉行クラウド自動実行エージェントは、奉行クラウドにオンプレミスのCSV(カンマ区切り形式)ファイルを自動で取り込める機能である(図1)。オンプレミスの奉行シリーズで出力できる「OBC受入形式」に対応したCSVデータであれば、奉行クラウドに取り込める。

図1:奉行クラウドにCSVファイルを自動で取り込める機能を提供する(出典:オービックビジネスコンサルタント)図1:奉行クラウドにCSVファイルを自動で取り込める機能を提供する(出典:オービックビジネスコンサルタント)
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 CSVファイルは、あらかじめ指定したフォルダに出力することで、フォルダを介して奉行クラウドへ自動で取り込める。例えば、オンプレミスの販売管理システムから仕訳伝票データをCSVファイルで出力し、所定のフォルダに格納することで、これを奉行クラウドに登録できる。

 あらかじめ設定した日次、週次、月次などのスケジュールに沿って、処理を実行できる。マスター情報の自動受入・自動作成も可能。「補助科目や取引先などのマスター情報を同期したあとで、仕訳伝票データを受け入れる」といったデータ連携もできる。

 JBATが開発・提供する「Qanat Universe(カナートユニバース)」の技術を利用している。「指定フォルダ内の不要なファイルを受け入れない」、「1度受け入れたファイルが2重に処理されないようにする」など、きめ細かく対応できる。

 連携対象の奉行クラウドは、「勘定奉行クラウド API version」である。

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