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JBS、Teams上のファイルを社外ユーザーと送受信するアドオンサービス

2020年7月3日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日本ビジネスシステムズ(JBS)は2020年7月2日、Microsoft Teamsに保存したファイルを簡単に社外ユーザーと送受信するアプリケーション「セキュアファイル転送アプリ metis fiebie」(メーティス フィービー)を発表した。Teamsのアドオン機能として導入できる。ファイルのダウンロードURLとパスワードをメールで通知する仕組み。価格(税別)は、基本料金が月額3万円で、利用料はユーザー単価がもっとも高くなるユーザー数500~2400人の場合に1ユーザーあたり月額100円。最低契約人数は500ユーザー。

 日本ビジネスシステムズ(JBS)の「セキュアファイル転送アプリmetis fiebie(メーティス フィービー)」は、Microsoft Teamsに保存したファイルを簡単に社外ユーザーと送受信するアプリケーションである。Teamsのアドオン機能として動作する。Teamsの画面上から、Teamsに登録していない社外ユーザーとの間でファイルを送受信できる(図1)。

図1:セキュアファイル転送アプリmetis fiebieの概要(出典:日本ビジネスシステムズ)図1:セキュアファイル転送アプリmetis fiebieの概要(出典:日本ビジネスシステムズ)
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 ファイルを外部に送信したい時は、ファイルのダウンロードURLをメールで通知する形になる。一方、ファイルを外部から受信したい場合は、ファイルのアップロードURLをメールで通知する形になる。いずれの場合も、ダウンロードやアップロードに必要なパスワードをあわせて通知する。URL通知メールの文面は、自由に編集できる。

 送信できるファイルサイズの上限は15GBである。ファイルのダウンロード/アップロードに必要なパスワードは自動で送付する。ファイル受信時、ファイルの保存先としてTeams上の特定のフォルダを指定できるため、受信側でファイルを移動させるなどの手間がかからない。送信ファイルがダウンロードされた時や、ファイルを受領した時には、通知を出せる。ファイル送受信のログが残り、チームで共有できる。

 ファイルを社外ユーザーに送信する際の画面推移の例は、画面1の通り。

画面1:ファイルを社外ユーザーに送信する際の画面推移(出典:日本ビジネスシステムズ)画面1:ファイルを社外ユーザーに送信する際の画面推移(出典:日本ビジネスシステムズ)
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 製品提供の背景として同社は、Web会議やチャットなどを目的にTeamsの導入企業が増えている一方で、社外とのファイル共有にストレスを感じるユーザーが少なくない状況を挙げる。「ファイルを社外に送信するステップが面倒という声や、メールで受領したファイルをTeamsにアップロードし直すのが面倒という声がある。ファイルを送受信するためにTeamsに社外ユーザーを招待する方法もあるが、社外ユーザーの管理が難しくなる」(同社)。

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